田中俊介、“女装男”宇野祥平と再び対峙! 白石晃士「恋のクレイジーロード」が長編リブート
2020年1月28日 23:00
静かな田舎の一本道を走るバス。乗り込んできたシャベルを抱えた不気味な女装男は殺人鬼だった――これは、2018年8月に公開された白石監督の「恋のクレイジーロード」のあらすじだ。この奇想天外な物語は、18分というショートフィルムながら、19年以降も公開を続けるなど、根強いファンに支えられてロングランを記録。主人公のチューヤ役を「BOYS AND MEN」の元メンバー・田中俊介、女装男役を個性派俳優・宇野祥平が怪演していた。
「恋するけだもの」は、「恋のクレイジーロード」の長編リブート作品となり、田中と宇野も同じ役どころで出演を果たす。また「ファミリー☆ウォーズ」「街の上で」(5月1日公開)の上のしおり、「喝風太郎!!」「SHELL and JOINT」(3月27日公開)の木村知貴、「恋のクレイジーロード」にも参加していた細川佳央と金子鈴幸、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズに登場するディレクター・工藤仁役、AD・市川実穂役で知られる大迫茂生と久保山智夏が出演している。
物語の舞台は、“女装男が男に声をかけ、交際を断られると相手を殺す”という都市伝説が残る山間の田舎。過去を隠して工務店でバイトする宙也(田中)を中心に、本当に女装男が現れたことで“恋のさや当てと殺し合い”が展開。工務店の社長や従業員、スナックのママやスタッフを巻き込んで阿鼻叫喚の地獄絵図へと発展する。
「念願の白石晃士組への初参加となった映画『恋のクレイジーロード』の撮影、そして公開から約2年が経ちました」と振り返る田中。「今回は恋クレのリブート版。再び、僕のカラダで白石さんの脳内を具現化するチャンスをいただきました。あの時の興奮が蘇ってきます! やることはただ一つ。愛情を持って、この身をこの作品に捧げます」と意気込みを明かしている。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019の特集上映「奇抜な映画館 シネマスコーレの日」の登壇時にも、田中との再タッグ作に思いを馳せていた白石監督。今回の「恋するけだもの」については「例えるなら『死霊のはらわた』が『死霊のはらわたII』になったようなリブートで、同じ要素を持つキャラクターを同じ俳優で登場させつつも、コンセプト自体が変わります。とはいえ恋の物語です」と説明。「恐ろしい暴力と、超自然的な存在と、複数の恋模様が絡み合う、強烈でユーモア溢れる娯楽映画を目指します。乞うご期待!」とコメントを寄せている。
「恋するけだもの」は、現在撮影を行っており、1月31日にクランクアップ、3月上旬の完成を予定。8月から全国順次公開。
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