米監督組合賞は「1917 命をかけた伝令」
2020年1月27日 22:30

[映画.com ニュース] 第72回監督組合(DGA)賞の授賞式が1月25日(現地時間)、米ロサンゼルスで行われ、「1917 命をかけた伝令」のサム・メンデス監督が長編映画部門を受賞した。
「1917 命をかけた伝令」は第1次世界大戦下、ふたりの若きイギリス兵のある1日をワンショット撮影で描いた野心作。ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)、米製作者組合(PGA)賞に加え、監督組合賞を受賞したことで、アカデミー賞最有力となった。
メンデス監督は「過去の監督ではなく、この4人の監督について話したいと思います」と、ノミネートされたクエンティン・タランティーノ監督(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」)、タイカ・ワイティティ監督(「ジョジョ・ラビット」)、ポン・ジュノ監督(「パラサイト 半地下の家族」)、マーティン・スコセッシ監督(「アイリッシュマン」)に対して語った。
「登場人物への愛、あの時代への愛、映画への愛、街への愛と、愛に溢れた映画を作ってくれたクエンティンに感謝します」「ウィットとイタズラ心と喜びを用いれば、観客に歴史を教えることができると証明してくれたタイカ・ワイティティ監督に感謝します」「貧困に生きるとはどういうものなのかを伝える最高の映画を作ってくれたポン・ジュノ監督に感謝します」「そして、ありったけの力を『アイリッシュマン』に注いでくれたマーティン・スコセッシ監督に感謝します。これまでのキャリアでのすべての仕事がデ・ニーロのラストシーンに集約されているため、観客は救いを待ち望む領域に置いてきぼりにされます。まさに巨匠です」と称えた。
また、初長編映画部門には、「Honey Boy(原題)」のアルマ・ハレル監督が選ばれている。
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