佐藤浩市、ネタバレ厳禁会見に悪戦苦闘「何も言えないんだよ!」
2019年12月24日 16:43

[映画.com ニュース]ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた秦建日子氏の小説を映画化するサスペンス大作「サイレント・トーキョー」の製作発表会見が12月24日、都内で行われ、主演を務める佐藤浩市が出席した。佐藤は事件現場に現れる“謎の男”朝比奈仁を演じ、役柄について問われると「何も言えないんだよ!」とネタバレ厳禁の会見に悪戦苦闘していた。
クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した連続爆破テロ事件に巻き込まれた登場人物たちの恐怖と思惑が、複数の視点で描かれる。10月28日にクランクイン。都内を中心に撮影が行われた他、物語のメインとなる渋谷・スクランブル交差点を再現した巨大オープンセットを栃木県足利市に設営し、約1万人のエキストラを動員した大規模な撮影も敢行。キャスト陣はすでにクランクアップしており、2020年12月の公開が決定している。
佐藤は「寒い栃木のオープンセットで、エキストラの皆さんが頑張ってくださった。大変な撮影でしたね」と感謝の意。「原作からアレンジされている部分もありますし、それで成立する映像作品。原作を読んでいても、読んでいなくても楽しんでいただける」とアピールした。また、来年俳優デビュー40周年を迎え「40年もやってきちゃったんですね。自分の中には(周年について)そういう思いはなく、ずっと走って、たまに休んでいたなと(笑)」としみじみ振り返った。
会見には佐藤をはじめ、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督(「SP 革命篇」「SP 野望篇」)が出席した。石田は「想像しきれない恐怖を、自分の中に落とし込むのが大変でしたが、何気ない生活がどれだけありがたいか感じる作品になるんじゃないかなと思う」。西島は「こんな壮大なロケは初めて」と圧倒された様子で、「群像劇なので、まだ見ていないシーンも多くあり、楽しみ」と期待を寄せた。また、石田と西島は夫婦役での共演もあり「常にかわいそうな奥さん役でしたが(笑)、今回は夫婦ではないので、また関係性が全然違う」(石田)、「今回は奥さんじゃないんだと、不思議な気持ち」(西島)と話していた。
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