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レイチェル・ワイズ&レイチェル・マクアダムスが愛と信仰の間で葛藤「ロニートとエスティ」2月公開

2019年11月20日 08:00

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タイトルは「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」
タイトルは「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」
(C)2018 Channel Four Television Corporation and Candlelight Productions, LLC. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース]レイチェル・ワイズレイチェル・マクアダムスがダブル主演を務めた純愛の物語「DISOBEDIENCE(原題)」が、「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」の邦題で、2020年2月7日から公開されることが決定。メガホンをとったのは、「ナチュラルウーマン」で第90回アカデミー賞の外国語映画賞に輝いたセバスティアン・レリオ監督。あわせて、予告編とポスタービジュアルもお披露目された。

原作は、フェミニズム文学の新たな旗手である英作家ナオミ・オルダーマンの自伝的デビュー小説。同書に魅了されたワイズがプロデューサーとして企画段階から参加し、「グロリアの青春」「ナチュラルウーマン」のレリオ監督にメガホンを託した。「ナイロビの蜂」で第78回アカデミー賞の助演女優賞を獲得したワイズと、「スポットライト 世紀のスクープ」で第88回の同賞にノミネートされたマクアダムスという実力派女優2人が共演を果たし、厳格なユダヤコミュニティの中で、互いへの愛と信仰の狭間で葛藤する女性たちを演じる。

厳格な正統派ユダヤコミュニティで生まれ育ったロニート(ワイズ)とエスティ(マクアダムス)。惹かれ合っていた2人だったが、コミュニティの掟により、その関係が許されることはなかった。ユダヤ教指導者の父と信仰を捨てて故郷を去り、自立した生活を送るロニートと、幼なじみのドヴィッドと結婚してユダヤ社会で生きることを決意したエスティ。やがて父の死によりロニートが帰郷したことをきっかけに、2人は再会を果たし、封印されていた思いが再び熱を帯びていく。

予告編では、コミュニティで生きるため結婚せざるをえなかったエスティの苦悩や、「今のあなたに私は邪魔?」と問いかけるロニートの寂しげな視線が切り取られる。やがて、求め合う2人の愛は、引き返せないほど燃え上がっていく――。信仰に引き裂かれながらも、2人が「本当の自分」を求めるさまが映し出され、映像は「自由をください」という切実な言葉で締めくくられている。

ポスターは、2人の唇が今にも重なりそうな瞬間を切り取ったもの。「父なる信仰、赦されざる愛。」というコピーが添えられている。「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」は、20年2月7日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。

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