レニー・ゼルウィガーが歌う「オーバー・ザ・レインボー」が切なく響く…「ジュディ」予告
2019年11月15日 07:00
[映画.com ニュース] レニー・ゼルウィガーが、「オズの魔法使」などで知られる伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドを演じた映画「ジュディ 虹の彼方に」の特報とポスタービジュアルが公開された。映像では、ゼルウィガーが歌う「オーバー・ザ・レインボー」が切なく響いている。
「オズの魔法使」で17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、ハリウッド黄金期を象徴する女優となったジュディ。圧倒的なステージパフォーマンスとカリスマ性で多くの人に愛される一方で、波乱に満ちた人生を送り、1969年に47歳という若さでこの世を去った。ルパート・グールド監督(「トゥルー・ストーリー」)がメガホンをとる本作では、急逝する半年前の冬に行われた英ロンドン公演の日々にフォーカス。ジュディがたどった“オズのその後”の物語を紡ぐ。
特報の冒頭では、不朽の名作「オズの魔法使」のセットの中で「黄色いレンガの道」を歩くジュディを活写。ハリウッドの頂点に君臨する大スターの座にのぼりつめた彼女だったが、映画スタジオに全てを捧げ、子どもたちとの関係や恋愛問題ではトラブルが絶えなかった。華やかさの裏に深い闇を秘めるハリウッドで、全てを失っても何度も立ち上がってきたジュディをエモーショナルにとらえ、観客に「私を忘れないでね」と語りかける姿を鮮烈に映し出している。最後の7分で描かれる「オーバー・ザ・レインボー」にのせた魂の歌声に、期待が高まる映像が完成した。
ポスタービジュアルは、ジュディのシルエットに、彼女の生涯を彩る様々な瞬間がちりばめられたもの。「スポットライトの中、愛を求めて――」というキャッチコピーが添えられ、孤独な私生活とは相反し、舞台では輝きを放つジュディを印象づけるビジュアルとなった。
「シカゴ」で圧巻の歌声を披露し、本作では過酷なトレーニングを積み全曲を歌い上げ、ジュディを全身で演じ切ったゼルウィガー。「彼女の没後50年後にして、この映画に参加できたことは、本当に素晴らしいことだったわ。彼女は、こんなに多くの人たちにとって大切な存在で、世界中で世代や文化の垣根を越えて、とてもたくさんの人々の人生に影響を与えている。本当に素晴らしい特別な経験だった」とコメントを寄せた。
「ジュディ 虹の彼方に」は、2020年3月6日から全国で公開。
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