ドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」にウィル・ポールターが主演
2019年9月6日 11:00
[映画.com ニュース] 「デトロイト」「ブラック・ミラー:バンダー スナッチ」の英俳優ウィル・ポールターが、米アマゾン・スタジオが準備中のテレビドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」に主演すると米バラエティが報じた。
同作は、英作家J・R・R・トールキンの小説「指輪物語」を下敷きに、第二紀と呼ばれる時代区分を舞台に描かれる。小説の「ホビットの冒険」ならびに「指輪物語」の舞台が第三紀にあたるため、映画「ホビット」および「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの前日譚となる。
ドラマ版は、ジョン・D・ペインとパトリック・マッケイが脚本を執筆。「ゲーム・オブ・スローンズ」のベテラン脚本家ブライアン・コグマンがコンサルタントとして参加し、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のフアン・アントニオ・バヨナ監督が数話演出を手がけることが明らかになっている。
アマゾンは2018年11月、「指輪物語」の映像化権をトールキンの遺産管理団体から約2億5000万ドルで獲得し企画開発を続けてきた。世界各国でオーディションを行い、今年7月にはオーストラリアの若手女優マーケラ・カベナーの抜てきが明らかになった。役柄など詳細は明かされていないが、ポールターとカベナーがそれぞれ男女の主役を演じると見られている。