第32回東京国際映画祭、M・スコセッシ「アイリッシュマン」がクロージング作品!
2019年9月6日 06:00

[映画.com ニュース] 第32回東京国際映画祭のクロージング作品が、マーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロが9度目のタッグを組む「アイリッシュマン」に決定。あわせて、GALAスクリーニング作品として、周防正行監督が5年ぶりにメガホンをとった「カツベン!」が上映されることがわかった。
Netflix製作・配給による「アイリッシュマン」(11月27日に世界同時配信)は、伝説的なマフィアであるラッセル・バッファリーノに仕えた実在の殺し屋で、1975年に失踪した全米トラック運転組合委員長ジミー・ホッファをはじめ、多くの殺人事件に関与したとされるフランク・“アイリッシュマン”・シーランの人生を描く。シーラン役で主演を務めるデ・ニーロのほか、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーベイ・カイテルといった豪華キャストが結集。回想シーン用にILM(インダストリアル・ライト&マジック)が総力をあげて取り組んだ、キャストたちを若返らせる特殊効果作業を含め、推定2億ドルもの製作費を注ぎ込んだ超大作だ。

映画祭期間中のハイライトとして、観客及び世界に注目してほしい作品をセレクトするGALAスクリーニングに選ばれた「カツベン!」(12月13日公開)は、成田凌が映画初主演を務めた作品。映画れい明期の大正時代を舞台に、活動弁士を夢見る青年・染谷俊太郎(成田)が、小さな町の映画館に流れ着いたことから始まる“アクション×恋×笑い”の要素を織り交ぜたエンタテインメントとなっている。
第32回東京国際映画祭は、10月28日~11月5日に開催。なお、オープニング作品として、山田洋次監督による国民的人気映画シリーズの50作目「男はつらいよ お帰り 寅さん」が披露される。
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