ルイ・ガレル監督&主演作、12月公開 レティシア・カスタ、リリー=ローズと描く大人の恋模様
2019年9月6日 17:00

[映画.com ニュース]フランスの俳優ルイ・ガレルがメガホンをとり、主演を務めた映画「ア・フェイスフル・マン(英題)」が、「パリの恋人たち」の邦題で12月13日に公開されることがわかった。実生活でもパートナーであるレティシア・カスタ、「プラネタリウム」のリリー=ローズ・デップと共演し、パリを舞台に、不器用な男女の複雑な恋愛模様を描く。
第31回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス部門」で、「ある誠実な男」のタイトルで上映され、第66回サンセバスチャン国際映画祭「コンペティション部門」の脚本賞に輝いた大人のラブストーリー。ジャーナリストのアベル(ガレル)は、3年間同棲したマリアンヌ(カスタ)から妊娠を告げられる。喜びも束の間、お腹の子の父親は友人・ポールであることが判明し、マリアンヌからは別れを切り出されてしまう――。数年後、アベルはポールの告別式でマリアンヌと再会。さらにポールの妹イヴ(デップ)から思いを打ち明けられ、アベルは2人の女性の狭間で翻ろうされていく。
父親であるフィリップ・ガレルをはじめ、ベルナルド・ベルトルッチ、ジェーン・バーキン、クリストフ・オノレ、ジャック・ドワイヨンら数々の著名な監督に愛されてきたガレル。「グッバイ・ゴダール!」「永遠の門 ゴッホの見た未来」などに出演する一方で、監督としても活躍している。
「ひとの気持ちはあてにならない」というシンプルなアイディアから出発したという本作を、ガレルは「文学には短編小説と長編小説があります。わたしは本映画を短編小説のように組み立てたいと考えました。気張らなくて、サプライズがあり、みずみずしい短編小説であり、重苦しい心理ドラマのアンチテーゼでもあります」と語る。さらに、「(アベルは)何度も生まれ変わる“いたいけな人”をイメージしました。降りかかる災難をすべて楽しんでしまう人」と、自らの役どころを説明した。
ヴィクトリアズ・シークレット、ラルフローレン、イヴ・サンローランのモデルとして人気を集めるカスタが、大人の女性マリアンヌを体現。ジョニー・デップとバネッサ・パラディの娘で、女優として進境著しいデップが、小悪魔的魅力でアベルに迫るイヴを演じた。
「パリの恋人たち」は、12月13日から東京のBunkamura ル・シネマほか全国で順次公開。
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