【国内映画ランキング】「アラジン」「スパイダーマン」ワンツー変わらず。「ダイナー」が3位デビュー
2019年7月8日 19:00
[映画.com ニュース]7月6日~7日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。首位「アラジン」、2位「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」の上位2作品は前週と変わらず。5週連続の首位をキープした「アラジン」は週末2日間で動員46万8000人、興収6億9900万円をあげ、累計では86億円付近まで来た。また「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」の累計興収は、18億円を突破している。
初登場で3位に飛び込んできたのは「Diner ダイナー」。平山夢明の小説「ダイナー」を、蜷川実花のメガホンで、藤原竜也を主演に据えて映画化したもの。週末2日間の成績は、動員13万2000人、興収2億6000万円となっている。藤原竜也主演作で比較すると、「22年目の告白 私が殺人犯です」(2017年/最終興収24.1億円)の80%の出足となる。
4位の「ザ・ファブル」はワンランクダウンながら、累計興収12億円を突破した。
7位には、「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」がランクイン。15年7月公開の「悲しみの忘れ方」に続く、乃木坂46としては4年ぶり2作目のドキュメンタリーとなる。
8位「新聞記者」は前週から2ランクアップ。日本映画で政治がテーマで、この勢いある興行はかなり珍しい。絶賛評を集め、5日には朝日新聞に全段広告を打っていた。
新作がもう1本。9位には、京都アニメーションのテレビアニメ「Free!」の第3期「Free! Dive to the Future」を再構築し、新たなエピソードを追加した劇場版がランクインした。