吉川愛&元欅坂46・今泉佑唯 「NYLON JAPAN」15周年記念映画に参戦
2019年5月29日 16:00
[映画.com ニュース] 女性ファッション誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして製作される映画「転がるビー玉」に、吉川愛と元欅坂46・今泉佑唯が出演していることがわかった。既報の萩原みのりも含めたメインキャストを切り取った、スタイリッシュな3ショットもお披露目された。
宇賀那健一監督(「サラバ静寂」「魔法少年☆ワイルドバージン」)がメガホンをとった本作。東京オリンピックが近付く渋谷の片隅にある、床が少し傾いた古い家で、愛(吉川)、瑞穂(萩原)、恵梨香(今泉)は共同生活を送っている。夢を追い求めながら、悩み、もがき、愚痴を吐き、笑い、泣く日々。ある日、街の再開発により家の取り壊しが決定し、3人は部屋からの立ち退きを迫られてしまう。
「ホットギミック ガールミーツボーイ」が控える吉川は、「とても独特で素敵で読んでいるうちに笑顔になるようなお話でした」と作品の印象を語る。さらに、「私が演じる愛ちゃん。まさかの同じ名前。偶然にしても嬉しすぎます。性格はものすごく努力家、面倒見もいい。でもちょっと弱い部分もある女の子。いろんな表情の私らしい愛ちゃんを演じたいと思います」と思い入れを明かした。
「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」「酔うと化け物になる父がつらい」など出演作が相次ぐ今泉は、「私が演じる恵梨香という役柄は、とても真っ直ぐな女性だと思います。目を背けたい現実や、決して逆らえない早すぎる時の流れに必死にもがきながらも、夢を叶えるために今できることに没頭する彼女の姿に、すごく心を打たれました」と役どころを説明し、「叶えたい夢があるけれど、一歩を踏み出す勇気がない方、夢を諦めかけてしまっている方。『転がるビー玉』は、そんな方の背中をそっと押してくれる作品かなと思います」と力強くメッセージを残した。
「転がるビー玉」は、19年に公開。