緊迫の海上戦、沈みゆく戦艦大和――菅田将暉「アルキメデスの大戦」最新予告披露
2019年5月17日 08:00

[映画.com ニュース] 菅田将暉が主演し、三田紀房氏の人気漫画を実写映画化する「アルキメデスの大戦」の本ポスタービジュアルと最新予告映像が、このほどお披露目された。飛び交う砲弾、空を舞う戦闘機――メガホンをとった山崎貴監督の「永遠の0」に匹敵する、緊迫の海上戦が映し出されている。
菅田のほか舘ひろし、浜辺美波、柄本佑、笑福亭鶴瓶、小林克也、小日向文世、國村隼、橋爪功、田中泯ら豪華な面々が結集し、世界最大級の戦艦・大和の建造をめぐるさまざまな謀略を描く。1930年代、対米開戦を視野に入れた大日本帝国海軍の司令部は、戦艦大和を建造し、日本の国威を世界に示すという計画を立てていた。その計画に反対する海軍少将・山本五十六(舘)は、帝国大学100年に1人の逸材、アルキメデスの再来と称される天才数学者・櫂直(菅田)を引き入れる。櫂は数学者ならではの視点で、巨額の国費を投じる建造費の見積額に矛盾を発見。軍部の陰謀を暴こうと動き出す。
本ポスターは、「これは、数学で戦争を止めようとした男の物語。」「戦艦大和VS天才数学者」というコピーとともに、菅田と舘の姿を大きくとらえた仕上がり。メジャーを手に、鋭く、真っ直ぐな眼差しで前を見つめる櫂直、堂々たる敬礼を見せる山本、そして海上に浮かぶ戦艦大和の全貌が確認できる。
最新予告映像は、戦艦大和の建造こそ「戦争への一本道だ。断ち切らねばならない」と強い意志を示す山本に続き、帝大一の頭脳を誇る櫂直が登場。「数学には世界を変える力がある」と凛々しく言い放つ一方で、「僕は美しいものは何でも測らないと気がすまない性質なのだ~」と芸者に迫り、「君はこの戦艦を測りたいとは思わないのか?」と真顔で問いかける。希代の天才なのか、それともただの変人なのか――一筋縄ではいかない人柄が垣間見える。
やがて「『戦艦大和の欠陥』を算出せよ」というテロップが流れると、櫂直は「重大な欠陥があります!」「この怪物を生み出してはいけない!」と進言。その後、爆撃によって上がる炎や水柱、黒煙をあげ、轟音を響かせた戦艦大和が“沈没寸前”となっている様子が切りとられている。
「アルキメデスの大戦」は、7月26日から公開。
(C)2019「アルキメデスの大戦」製作委員会
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