「名探偵ピカチュウ」全米OP興行収入が“記録”達成 ビデオゲーム実写化で1位に
2019年5月13日 16:00
[映画.com ニュース] 日本発のゲーム「ポケットモンスター」シリーズを実写映画化した「名探偵ピカチュウ」が5月10日(現地時間)、全米4202館で公開され、5800万ドル(約63億円)のオープニング興行収入を記録した。2001年のアンジェリーナ・ジョリー主演作「トゥームレイダー」を超え、ビデオゲームの実写映画化としては最高記録となった。
行方不明の父親を探す少年ティム・グッドマン(ジャスティス・スミス)が、記憶喪失だが人の言葉でジョークを飛ばしまくる“名探偵”ピカチュウと組んで事件解決に挑むさまを描く。ピカチュウの声を「デッドプール」のライアン・レイノルズが担当したほか、キャスリン・ニュートン、ビル・ナイ、リタ・オラ、スキ・ウォーターハウス、渡辺謙らが共演している。
なお、全米映画ランキングでは初登場2位に。3週目を迎えた「アベンジャーズ エンドゲーム」の6310万ドル(約69億円)を、上回ることはできなかった。日本では5月3日に最速公開され、12日までに累計興収約14.6億円を記録。2週目の国内映画ランキングでは「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」などをおさえ1位を獲得した。
SNS上では、ピカチュウのかわいさへの称賛はもちろん、「ポケモン世界への没入感と幸福感が尋常じゃない」「消火作業をするゼニガメ、歌を聞かせるプリン、頭を抱えるコダック等々アニポケファンとしてはうれしくなる描写ばかり」「コダックの可愛さだけで1億点あげちゃう」などの評価が寄せられている。