【全米映画ランキング】「アベンジャーズ エンドゲーム」V2 「タイタニック」抜き世界興収歴代2位に
2019年5月7日 18:00
[映画.com ニュース]例年より早く4月末にサマーシーズンに突入した全米ボックスオフィス。公開3日間でオープニング興収約3億5700万ドルを稼ぎ出し、ありとあらゆる記録を更新する超メガヒットスタートを切ったマーベル・スタジオの「アベンジャーズ エンドゲーム」が公開2週目も約1億4580万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。
累計は北米だけですでに約6億2100万ドルに到達。全世界では史上最速となる11日で20億ドルを突破し、ジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」(97年/約21億8700万ドル)を上回る約21億9300万ドルに。これで「エンドゲーム」はキャメロン監督の「アバター」(09年/約27億8800万ドル)に次ぐ世界興収歴代2位となった。「エンドゲーム」がどこまで今の勢いを維持できるか、そして「アバター」超えは達成されるのか、今後も注目を集めそうだ。
約1100万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、ソニー傘下スクリーン・ジェムズ配給のスリラー「The Intruder」。カリフォルニア州ナパ・バレーに新居を買い、越してきた若いカップルに、その家の元持ち主の男が襲いかかる。出演は若いカップルにマイケル・アーリーとミーガン・グッド。そして元持ち主の男にデニス・クエイド。クエイドがこれまでのイメージとは異なる悪役に挑戦しているが、レビューは厳しいものが多く集まった。監督はポーラ・パットン主演「セックス・トラフィック 悪夢の週末」のデオン・テイラー。
初登場3位はセス・ローゲン&シャーリーズ・セロン主演のR指定ラブコメディ「Long Shot」。米国務長官シャーロット(セロン)は大統領選出馬を決意し、話題の政治記者フレッド(ローゲン)をスピーチライターとして雇う。実はシャーロットはフレッドの元ベビーシッターで、フレッドが初めて一目惚れをした人でもあった。周囲からは「美女と野獣」のような扱いを受けながらも、2人は徐々に距離を縮めていき……。共演にボブ・オデンカーク、ジューン・ダイアン・ラファエル。監督は「50/50 フィフティ・フィフティ」「ウォーム・ボディーズ」のジョナサン・レビン。
その他、初登場4位にはキッズ向けアニメ「UglyDolls」がランクインした。
今週末は、日本では先週末から公開されている「名探偵ピカチュウ」に、アン・ハサウェイ&レベル・ウィルソン共演の犯罪コメディ「The Hustle」、「指輪物語」原作者の伝記をニコラス・ホルト主演で映画化した「トールキン 旅のはじまり」、そしてダイアン・キートン、パム・グリア、ジャッキー・ウィーバー共演のコメディ「Poms」が公開となる。
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