「ガリットチュウ」福島善成&熊谷茶による結末の見えない映画好きトーク
2019年4月20日 10:30

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成と熊谷茶が、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」に参加し、各会場で行われているイベントを盛り上げている。
福島は4月19日、特別上映部門で“桜坂映画大学”として上映されたう「レディ・プレイヤー1」に、特別講師の有村昆氏、本編に出演している俳優の森崎ウィンらとともに登壇し、同作のメガホンをとったスティーブン・スピルバーグ監督のモノマネ姿を披露。オーディオコメンタリー終了後、相方で映画の豆知識をすぐに3つ発表するネタを持つ熊谷とともに、映画.comの取材に応じた。
森崎と有村からも「めちゃめちゃ似ている!」と絶賛されたという福島だが、「正直なところふたりになった瞬間、ものすごく調子が悪くなるんですよ。助けなきゃ! と思って、そっちに魂を持っていかれるんですよね」と容赦がない。熊谷がフィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督が好きだと明かすと、「え? 好きな映画3本の中に、その監督の作品入っていないじゃない?」と即座にツッコミを入れる。
慌てた熊谷は「いやいや、表の3本と裏の3本があるんですよ。飲み会でカウリスマキと言っても盛り上がらないじゃないですか。だから、表の1本として『ライフ・イズ・ビューティフル』と言うことにしているんです。本当は『ル・アーヴルの靴みがき』とか好きなんですよ」と釈明。すると、福島は「俺、わかったぞ! 映画.comさんの情報ばっかり見て、実は映画見てないんだろう? 絶対に見てないですよ!」と追求の手を緩めなかった。
一方の福島は、山田洋次監督による「男はつらいよ」シリーズが大好きだという。「見ていて落ち着くんですよね。親父が寅さん大好きでね、あの頃はわからなかったんだけど、めちゃめちゃ面白いですよね。味があって、見たいなあって衝動にかられるんですよ。特に第21作の『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』が好きですねえ」。
今後の目標は、「船越英一郎さん(のモノマネ)でサスペンスの2時間ドラマをやってみたいです。ノイズがブッて入って、一瞬だけ本物の船越さんだったりして。他のキャストの皆さんは本物で固めて、沖縄殺人事件とか」と語った福島。「『ラ・ラ・ランド』のロケ地にいつか行きたい!」と語る熊谷に対しては、「どうぞ。休みが多いから、いつだって行けるだろう」と最後まで容赦がなかった。
「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」は、4月21日まで開催。
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