“5つのおきて”を破れば“何か”が動き出す…「マローボーン家の掟」特別映像公開
2019年4月5日 18:00

(C)2017 MARROWBONE, SLU; TELECINCO CINEMA, SAU; RUIDOS EN EL ATICO, AIE.All rights reserved.
[映画.com ニュース]「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のJ・A・バヨナ監督が製作総指揮を担ったサスペンススリラー「マローボーン家の掟」の特別映像が、このほど公開された。物語のキーとなる“5つのおきて”にフォーカスが当てられおり、終始息の詰まるような緊迫感に満ちている。
物語の舞台は、海沿いの森のなかにひっそりとたたずむ大きな屋敷。そこに暮らすマローボーン家の4人兄妹は、心優しい母の死後、“5つのおきて”に従いながら、世間の目を逃れるように生きていた。忌まわしい過去を振り切り、屋敷で再出発を図る彼らだったが、凶悪殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、4人の平穏が崩れ出す。
「はじまりへの旅」のジョージ・マッケイ、「サスペリア」のミア・ゴス、Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のチャーリー・ヒートン、子役のマシュー・スタッグが4兄妹役として出演。また「スプリット」「ミスター・ガラス」のアニヤ・テイラー=ジョイが兄妹と心を通わせる重要なキャラクターに扮している。
特別映像は、4兄妹が守り続ける“5つのおきて”をひとつひとつ示した内容。それは「成人になるまで屋敷を離れてはならない」「鏡を覗いてはならない」「屋根裏に近づいてはならない」「血で汚された箱に触れてはならない」「“何か”に見つかったら砦に避難しなくてはならない」というもの。そのルールに背けば、屋敷に潜む恐ろしい“何か”が動き出す――好奇心を刺激するシチュエーションが、心理的なスリルをかきたてる内容になっている。
「マローボーン家の掟」は、「永遠のこどもたち」「インポッシブル」の脚本を手がけたセルヒオ・G・サンチェス監督がメガホンをとっている。4月12日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。
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