バンブルビーの代わりはまさかの●● 主演女優がCG撮影の舞台裏明かす
2019年3月26日 19:00

[映画.com ニュース] 大ヒットSFアクション「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクターを主人公にした映画「バンブルビー」(公開中)。主演のヘイリー・スタインフェルドがこのほど来日し、バンブルビーと“共演”した苦労などを聞いた。
シリーズ1作目以前の1980年代を舞台に、ある事情で地球に身を隠すことになった“地球外生命体”バンブルビーと、孤独な少女チャーリー(スタインフェルド)が出会い、交流を深めていくさまを描く。第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた「KUBO クボ 二本の弦の秘密」で知られるトラビス・ナイト監督が、本作で実写映画監督デビューを果たした。
人間のような表情、仕草のバンブルビーはCGで描写されており、撮影では棒の先に取り付けたテニスボールをバンブルビーに見立てて演技することもあったそう。「撮影に入る前にいろいろ準備をしたけれど、正気を保つことができるか不安だったわ(笑)。常に自分自身に話しかけるような状況だったから。結果としては、自分でタイミングを図りながら演技ができたの。きっとバンブルビーのタイミングはこうだから、私はこのタイミングでセリフを言おうって。大変だったけれど、私の状況がリアルになるよう監督も助けてくれた」と感謝する。
苦労を乗り越えて完成した本作を見て感動したといい、「今までの『トランスフォーマー』シリーズの視覚効果が壮大だったから、今回も特別になると思っていた。ただ、チャーリーとバンブルビーの関係があそこまでしっかり描かれて、魔法のようにすばらしくなるとは予想していなかったから驚いたの」と当時の興奮を明かす。
現在22歳のスタインフェルドは、「トゥルー・グリット」で華々しい長編映画デビューを果たし、当時14歳で第83回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。歌手としても活躍するほか、等身大の女性を好演した「スウィート17モンスター」など、着実にキャリアを積み重ねてきた。
作品選びする際に重視していることを聞くと「どんな作品でも、決断するまでにいろんな要素あるわ。まずはその役についてよく考えるようにしているの。共感できる役か、私が挑戦できる役なのか。次は監督、キャストについて考えることもある。今回はトラビス・ナイト監督がメガホンをとった。私は彼のアニメーションが好きだったから、彼がバンブルビーをどう描くかとても興味があったの。脚本家のクリスティーナ・ホドソンもとても素晴らしくて、女性の脚本家が勇敢な若い女性を描くということが、今は幸いなことにまれではなくなってきたので、とてもワクワクしている」と声を弾ませる。
自身が影響を受けた作品については「初めて見た映画で、かつ女優を目指そうと思った作品が『ペーパー・ムーン』」と明かし、当時7歳か8歳くらいだったんだけれど、すぐにお芝居を始めたわ。直面する障害を乗り越えていく姿がすばらしかったし、私も当時(出演していた)テイタム・オニールと同じくらいの年だったので、彼女にできるなら私にもできるかもしれないと思って、そこからお芝居を始めたの」といたずらっぽく笑った。
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