「町田くんの世界」主題歌は平井堅!豪華キャスト総出演の予告初披露
2019年3月21日 06:00
[映画.com ニュース] 「舟を編む」の石井裕也監督が、安藤ゆき氏の人気漫画を実写映画化する「町田くんの世界」の主題歌を、平井堅が手がけていることがわかった。新曲「いてもたっても」を書き下ろし、同曲にのせた予告編も披露された。
本作は、勉強も運動も苦手なのに周囲の人間たちから愛される男子高校生・町田一が、“人間嫌い”のクラスメイト・猪原奈々と出会い、生まれて初めての感情と向き合うさまや、周囲を取り巻く個性的な人々の成長を描いている。1000人以上が参加したオーディションを勝ち抜いた新人俳優の細田佳央太が町田、関水渚が猪原を演じ、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子ら豪華キャストが脇を固める。
予告は、ジャーナリストの吉高(池松)による「この世界は悪意に満ちている」という言葉から始まる。そんな世界でも、“人を愛する才能”がズバ抜けている町田の優しさ伝わるシーンが収められ、猪原と出会い初めての感情に戸惑う様子も。最後には風船をつかんだ町田が飛んでいくようなカットも映し出される。
脚本の段階から主題歌のオファーを快諾していたという平井は「人はなぜ恋をするのか? 太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて! 町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました」と楽曲に込めた思いを語る。
北島直明プロデューサーは「今回、『町田くん~』のために最高の唯一無二の“優しい歌”を作っていただきたくてオファーさせていただきました」と起用理由を説明し、石井監督は「極上の読後感を味わっていただけると確信しております。優しい歌声とメロディが頭から離れずに困っています。これこそが平井堅さんのマジックなんだと思います」と絶賛している。
「町田くんの世界」は、6月7日から全国公開。