アガサ・クリスティが自身の“最高傑作”と公言 「ねじれた家」予告編
2019年2月6日 12:00
[映画.com ニュース]ミステリーの女王アガサ・クリスティの傑作小説を映画化した「アガサ・クリスティー ねじれた家」の予告編が公開された。
原作はクリスティが1949年に発表した「ねじれた家」。無一文から巨万の富を築いた大富豪レオニデスが毒殺され、私立探偵のチャールズは、レオニデスの孫娘で元恋人のソフィアから捜査を依頼される。レオニデスの屋敷には3世代にわたる一族が勢ぞろいしており、巨額の遺産をめぐって疑惑や嫉妬、憎悪が入り乱れていた。捜査を開始したチャールズは、ソフィアを含めた一族全員に殺害の動機があることに気づく。そして真相に近づいていく中で、第2の殺人が起こる。
「天才作家の妻 40年目の真実」など7度のアカデミー賞ノミネートのグレン・クローズが一族を仕切る大伯母イーディスを演じる。マックス・アイアンズが私立探偵チャールズ役、「サラの鍵」「ダーク・プレイス」のジル・パケ=ブレネールが監督、「ゴスフォード・パーク」でアカデミー脚本賞を受賞しているジュリアン・フェロウズが脚本を担当した。
公開された予告編では、アガサ・クリスティー自身の言葉「この『ねじれた家』こそ、私の最高傑作。」が映し出され、大富豪の屋敷に住む“心のねじれた”9人の家族に巻き起こるミステリーを、稲妻のとどろく不穏な雰囲気とともに映し出している。
「アガサ・クリスティー ねじれた家」は、4月19日から東京の角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。