「アリータ」ワールドプレミアにキャスト集結!J・キャメロンは原作者の太鼓判に安ど
2019年2月2日 12:00

[映画.com ニュース] 日本のSFアクション漫画「銃夢(がんむ)」を「アバター」のジェームズ・キャメロンが製作&脚本、「シン・シティ」のロバート・ロドリゲスが監督を務めて実写映画化した「アリータ バトル・エンジェル」のワールドプレミアが1月31日(現地時間)、英・ロンドンのオデオン・ルックス・レスタースクエアで行われた。
主人公のサイボーグの少女アリータを演じたローサ・サラザールは黒とブルーのドレス姿を披露し、アリータの父親代わりとなるサイバー医師イドを演じたオスカー俳優クリストフ・ワルツ、アリータに好意を持ち、彼女の失った記憶を取り戻す手助けをするヒューゴを演じたキーアン・ジョンソン、イドの元妻チレンを演じたオスカー女優ジェニファー・コネリーらキャストが登壇。キャメロン、原作者の木城ゆきと氏、ロドリゲス監督も登場し、会場に集まった約1000人のファンから歓迎された。
本作を鑑賞した木城氏は「漫画の核心の部分が見事に継承されていたと思いました。見かけだけではなく、キャラクターの心の動きや存在理由といったものも含めて、ちゃんと映画で反映されていて、非常にうれしかったです」と太鼓判を押す。キャメロン、ロドリゲス監督らに向けて「非常にリスペクトしてくれていたので、信頼して映画を任せることができました」と感謝した。
構想20数年を費やしたキャメロンは「レッドカーペットに木城先生と一緒に立つことができて光栄です。木城先生が『気に入った』と言ってくれたので、安心しました。彼が満足であれば、私も満足です」と敬意を示す。来日を予定しているサラザールは「アリータはキャメロンにとって娘のような存在だから、彼の私を見る目が父親みたいなの。それが私にとって、とても誇らしいわ。さっき彼が私の手を取って『よくやったな』って言ってくれたの。このことは一生忘れないわ」とエピソードを明かした。
ワールドプレミアには、2019年グラミー賞で最優秀新人賞と最優秀ダンス・レコーディング賞にノミネートされ、本作の主題歌を手がけるデュア・リパも登場した。
「アリータ バトル・エンジェル」は、2月22日から全国公開。
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