吉永小百合&天海祐希、18年ぶり共演! 米映画「最高の人生の見つけ方」リメイク
2019年1月17日 05:00
[映画.com ニュース] ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが出演した米映画「最高の人生の見つけ方」(2007)が日本でリメイクされることになり、吉永小百合が主演を務め、天海祐希と共演することがわかった。2人の共演は「千年の恋 ひかる源氏物語」(01)以来、約18年ぶり2度目で、大真面目な主婦役と大金持ちの社長役を務める。
ロブ・ライナー監督が手がけたオリジナル版を原案とする今作は、主役を女性に変更。人生のほとんどを家庭に捧げてきた主婦・北原幸枝(吉永)と、人生のほとんどを仕事に捧げてきた社長・剛田マ子(天海)は、突然の余命宣告を受ける。入院して初めて「自分の人生がむなしい」と気づいた2人は、ひょんなことからある少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を手に入れ、項目を代わりに実行すると決断する。今までの自分だったら絶対にやらないことも、殻を破って初体験。生きる楽しさと幸せをかみ締めながら、「どんな状況であろうと、人生は変えられる」と確かめ合っていく。
残りの人生を全うすることを決めた主人公・幸枝役の吉永は、今回が121本目の映画出演。「大好きな天海さんと一緒に、思いっ切りスクリーンの中で飛び跳ねたい、生と死をしっかり受け止め、その中で新しい私を見つけたい。撮影現場で、胸が躍る毎日です」と明かし、「世界中の方たちにこの映画を見ていただけたら、どんなに幸せでしょう」と公開を心待ちにしている。
さらに「理想の上司にしたい芸能人ランキング」で7年連続1位を獲得している天海。吉永とは前回共演時に「次回作は2人でロードムービーをやりたいですね」と話していたそうで、「それが叶い、しかも素晴らしい作品でご一緒できること大変光栄なことだと思っております」と大喜びだ。撮影現場は「夢のよう」だと語り、「残された人生を精一杯生きる。2人の女性を通してどんな世代の方にも共感して頂ける作品です。きっと泣いたり笑ったり、幸せな気持ちになって頂けると思います」とメッセージを込めた。
なお監督は、「ジョゼと虎と魚たち」「眉山」「のぼうの城」などで知られる犬童一心。ワーナー・ブラザース映画配給で、今秋に全国で公開される。