深川麻衣、地上波連ドラ初主演!「日本ボロ宿紀行」で高橋和也と共演
2018年12月17日 05:00
[映画.com ニュース] 女優の深川麻衣が、テレビ東京の2019年1月クール「ドラマ25」枠で制作される「日本ボロ宿紀行」に主演し、俳優の高橋和也と共演を果たすことが明らかになった。深川にとって、地上波での連続ドラマは初主演となる。
ドラマの原案は、上明戸聡氏の「日本ボロ宿紀行」(鉄人社刊)。上明戸氏の定義では「ボロ宿」が決して悪口ではなく、歴史的価値のある古い宿から単に安い宿までをひっくるめた総称で、愛情を込めて呼んでいるという。宿を守り続ける主人や女将、わざわざ働く従業員、訳がありそうな宿泊客など……、ボロ宿には何が起こるか分からない予測不能な面白さが詰まっていることに着眼している。
「乃木坂46」卒業後、女優として活躍する深川は、銀幕デビュー作となる「パンとバスと2度目のハツコイ」で映画初主演し、第10回TAMA映画賞では最優秀新進女優賞を受賞。その後も着実に実績を重ね、NHK連続テレビ小説「まんぷく」の出演も決まるなど、躍進を続けている。今作では、父の急死により芸能事務所スプリングロールを引き継ぐことになり、忘れ去られた一発屋のポップス歌手とともに各地のボロ宿をめぐりながら地方営業の旅に出る篠宮春子に扮する。人気枠での主演に、「私が演じさせていただくマネージャーの春子と、高橋和也さん演じる売れない歌手の桜庭龍二が、ふたりで実在するいろいろな宿を回って旅をするというロードムービーのようなドラマになっています。とてもジーンと来るような場面やほっこりする場面もありますので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。
一方の高橋は、やる気はないがプライドだけは高いポップス歌手という役どころ。今作の見どころを「何といっても、日本全国に実在する“ボロ宿”と言っては失礼なんですが、非常に年季の入った古い宿を訪ねて歩いていくその旅の中にあると思います」と説明。さらに、「宿の味わい深さだったり、深川さん演じる春子との心の交流みたいなものを楽しんでいただけたらと思っています」と語った。
なお監督は、シム・ウンギョンと松坂桃李が共演する「新聞記者」や「デイアンドナイト」「青の帰り道」など意欲的に活動を続ける藤井道人をはじめ、たかせしゅうほう、逢坂元、原廣利、アベラヒデノブが務めることになっている。19年1月25日から放送開始。
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