この実話、マジでヤバイ スパイク・リー監督作「ブラック・クランズマン」特報披露
2018年11月29日 18:00

[映画.com ニュース] 第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞したスパイク・リー監督作「ブラック・クランズマン」の特報映像とティザービジュアルが、このほど披露された。黒人刑事が白人至上主義団体に潜入捜査した実話がベースの今作。映像は、前代未聞の“ヤバすぎる作戦”の一部始終をとらえている。
「ドゥ・ザ・ライト・シング」のリー監督がメガホンをとり、デビュー作「ゲット・アウト」が大ヒットしたジョーダン・ピール監督が製作を手がけるクライムスリラー。リー監督作「マルコムX」の名優デンゼル・ワシントンを父に持つジョン・デビッド・ワシントンが主演を飾り、「スター・ウォーズ」新3部作のカイロ・レン役で脚光を浴びたアダム・ドライバーが共演する。
1978年、米コロラド州の警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース(ワシントン)。署内の白人刑事から冷遇されるなか、ロンは新聞広告に掲載されていた、過激な白人至上主義団体“KKK”のメンバー募集に勢いで電話をかけてしてしまう。電話口で黒人差別発言を繰り返し、入団面接にまでこぎつけるが、ロンはKKKと対面することはできない。白人刑事フリップ・ジマーマン(ドライバー)の助けを借り、ある無謀な作戦に打って出る。
特報では、ロンが電話で白人を騙り、フリップが実際に潜入するという、大胆不敵な策が明らかになる。「2人で演じるんだ。1人の男を」と力説するが、型破りにもほどがある内容に、同僚刑事たちは「何言ってんだこいつ」といった表情を見せ、フリップも「イカれてんだろ!」と吐き捨てる。果たして捜査は成功するのか、物語の行く末に期待が高まる。
「ブラック・クランズマン」は、2019年3月から公開。
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