セス・ローゲン&マイケル・キートン、米マカフィー創業者ジョン・マカフィーの伝記映画に出演
2018年11月15日 20:00
[映画.com ニュース]セキュリティ対策ソフトの草分けとして知られる「マカフィー」の創業者、ジョン・マカフィーの半生を描いた伝記映画「King of the Jungle(原題)」で、マイケル・キートンとセス・ローゲンが初共演を果たすことがわかった。
本作は、ジョシュア・デイビスによる米WIRED誌掲載のルポタージュ「ジョン・マカフィー 最後の抵抗」に着想を得たダークコメディ。米バラエティによれば、自身の名を冠したアンチウィルスソフトウェアで莫大な富を得たのち中米ベリーズの奥地に移り住み、銃と麻薬とセックスにまみれた狂気の渦に呑み込まれていくマカフィー役をキートンが、軽い気持ちで取材へと向かった先で、マカフィーのパラノイアが引き起こす殺人事件に巻き込まれることになるWIRED誌の報道記者アリ・ファーマン役をローゲンが、それぞれ演じるという。「ラリー・フリント」「ビッグ・アイズ」の脚本家コンビ、スコット・アレクサンダー&ラリー・カラゼウスキーが脚本を執筆、「フィリップ、きみを愛してる!」のグレン・フィカーラとジョン・レクアが共同で監督を務める。
スーパーマーケットに陳列された食材たちが人間に反逆するさまを描いたR指定コメディアニメ「ソーセージ・パーティ」では、製作・脚本・声の出演の3役をこなすなど多才ぶりを発揮するローゲンの次回作は、シャーリーズ・セロンと共演する新作コメディ「フラースキー(原題)」(2019年2月8日全米公開予定)。
一方、アカデミー賞受賞作「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で復活を遂げて以降、「スポットライト 世紀のスクープ」「スパイダーマン ホームカミング」とヒット作への出演が相次ぐキートンは、19年3月29日に日米同時公開されるディズニーの実写版「ダンボ」で悪役を演じる。