上白石萌音「アリータ」吹き替え声優に挑戦「身が引き締まる思い」
2018年11月8日 19:40

[映画.com ニュース] 女優の上白石萌音が11月8日、東京・押上の東京スカイツリータウンで行われた「アリータ バトル・エンジェル」コラボ点灯式に出席。同作の主人公・アリータ(ローサ・サラザール)の日本語吹き替え版声優を務めることが発表された。
日本のSFアクション漫画「銃夢(がんむ)」を「アバター」のジェームズ・キャメロンが製作&脚本、「シン・シティ」のロバート・ロドリゲスが監督を務めて実写映画化。人類が“支配する者”と“支配される者”の2つに分断された遠い未来。記憶をなくした少女アリータが自らの戦闘能力に気づき、出生の秘密を探るとともに、腐敗した世界を変えるため戦う。
アリータをイメージしたクールでスタイリッシュなコスチューム姿を照れくさそうに披露した上白石。「おおかみこどもの雨と雪」「君の名は。」といったアニメ作品での吹き替え経験はあるものの、洋画作品は初めてのチャレンジだったため「すごく光栄に思います。今は身が引き締まる思いです」と胸中を吐露した。本編はまだ未見のため、役作りの一歩として原作漫画を読んだようで「アリータは強さのなかに“少女らしさ”を持った女の子。恋をしたり、おっちょこちょいなところがあったりして、ますます愛着が湧きました」と語っていた。
「どんどん成長していき、どんどん強くなっていくという変化のある役。その部分を大切に、丁寧に演じていき、皆さんに“声”でお届けできたらいいなと思っています」と意気込む上白石。そしてMCからクリスマスの予定を聞かれると「それがですね、ちょうどクリスマスに『アリータ』の吹き替えを収録するんです」と明かすと、「今年のクリスマスは世界のために戦います!」と高らかに宣言してみせた。
集まったファンのカウントダウンに続き、上白石がアリータの武器「ダマスカスソード」を天に振り上げると、東京スカイツリーのクリスマス限定ライティング「キャンドルツリー」とスカイアリーナのイルミネーションがきらびやかに点灯。「生まれて初めて剣を振り上げました(笑)。ちょっとアリータに近づけた気がしました」とほほ笑んだ上白石は「皆さんと一緒に東京のシンボルを点灯できたという忘れられない瞬間になりました」と思いの丈を述べていた。
「アリータ バトル・エンジェル」は、2019年2月22日から全国公開。
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