ディズニー実写版「くるみ割り人形」新たなプリンセスの冒険がはじまる本予告編
2018年9月26日 06:00

[映画.com ニュース]チャイコフスキーの名曲で彩られる、ディズニーの新作ファンタジー映画「くるみ割り人形と秘密の王国」の本予告編が公開され、主人公クララが4つの王国で繰り広げる冒険の一端が明かされた。
愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララがクリスマス・イブの夜に迷い込んだのは、「花の国」「雪の国」「お菓子の国」「第4の国」からなる秘密の王国。プリンセスと呼ばれ戸惑うクララだが、やがて第4の国の反乱によって危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく。
予告編は、誰もが耳にしたことのある組曲「くるみ割り人形」の「行進曲」にのせて、特報映像では登場しなかった華やかな花の国と、見ているだけでわくわくしてしまう夢のようなお菓子の国に目を輝かせるクララの姿が映し出される。その一方で、朽ち果てたサーカスのように不穏で奇妙な第4の国とその支配者、「お前しか彼女を止められない」という予言めいた言葉が、少女を待ち受ける壮大な運命を予感させる。
何百人もの候補者の中から、新たなプリンセスに抜てきされたのは、17歳の美少女マッケンジー・フォイ(「インターステラー」)。プロデューサーのマーク・ゴードンは「彼女にはすべてのものがそろっていた」とキャスティングに自信をのぞかせる。さらに、クララは「自分が何者で人生に何を求めているのか、どうすれば自分自身でいることを居心地よく感じられるようになるかを見つけるために、いろいろ経験する必要がある。彼女は、自分の道を見つけるために、旅に出かけないといけないんだ」と語り、「美女と野獣」や「シンデレラ」の主人公たちのように、心のジャーニーが描かれることをうかがわせた。
共演には、キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンら名優に加え、バレエ界の超一流ダンサーのミスティ・コープランドとセルゲイ・ポルーニンらが豪華な顔ぶれがそろった。美しいドレスの数々を手がけたのは、アカデミー賞衣装賞に2度輝いたジェニー・ビーバン。“世界最高峰のテノール歌手”アンドレア・ボチェッリが息子マッテオとコラボレーションした新曲「フォール・オン・ミー FEAT.マッテオ・ボチェッリ」がエンドクレジットを飾るなど、現代音楽界を代表するそうそうたるアーティストたちの参加も決定している。メガホンは、ヒューマンドラマの名手ラッセ・ハルストレムと、VFXの先駆者ジョー・ジョンストンの2人が務めた。11月30日から全国公開。
(C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース





