くるみ割り人形
劇場公開日 2014年11月29日
解説
サンリオが1979年に製作・公開したコマ撮り人形アニメーション「くるみ割り人形」をもとに、原宿Kawaiiカルチャーの第一人者としても知られるアートディレクターの増田セバスチャンが、新たに作り上げたミュージカルファンタジー。オリジナル作品のネガフィルムをデジタル化して色彩処理や全く異なる編集を施し、新撮カットやアニメーションパートも加えた上で3D映像化した。大切なくるみ割り人形をネズミの大群にさらわれてしまった少女クララは、ネズミたちの後を追いかけて人形の国に迷い込む。そこで人形とネズミの戦いに巻き込まれたクララは、くるみ割り人形に隠された悲しい秘密を知る。声優に有村架純、松坂桃李、広末涼子、市村正親ほか。
2014年製作/80分/日本
配給:アスミック・エース
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リメイク前の作品を鑑賞しました。
悪役がきちんと怖い。急にアップになったり
影分身したり、不気味です。
パペットアニメーション好きにはいい作品ですが
だらだらとした、シュールなシーンが長く
慣れていない人は、寝てしまうのではないかと思います。
ストーリーの始まりの、ジャンカリのシーンがとてもいいです。ぞっとします。
音楽のシーンなかな音量が大きいです。
私はこの映画大好きです、ミステリアスとカワイイとロマンがいっぱい詰まっている。人形たちがそれぞれのキャラクタをよく現しているし、音楽も観る人によっては耳障りかもしれないが新しい「くるみ割り人形」を見せてくれたと満足しました。クララがくるみ割り人形に抱く愛はとても切なるもので、直に胸を打ちました。ストーリーの成り行きや構成はそれほど難しくなく、画面に溢れる色彩とデザイン性を楽しむ映画だと思います。
2015年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
伝説のストップモーションアニメを復元した意義は買いたい,,,がさすがに話運びが古いというか眠い上に宣伝するほど「極彩色」というわけでもない.
2014年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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この映画をやってるなんて全然知りませんで。
たまたまネットやってて見つけたんです。
いや、見つけられて良かったです。。。とも何とも言えないですがw
実はこの映画。
35年前に公開された映画の「作り直し」?って言うんですかね?
当時の映像に新しい映像を追加したり、音楽や声優さんを替えたりして蘇らせたというような。
で、その35年前の「くるみ割り人形」を、私は当時、ロードショーで映画館へ観に行ってるんですよ。
つまり、35年ぶりに映画館で観たというワケです。
なんか、すごいでしょ?
それで、私としては、この映画は当時結構好きで、サントラ盤のLPレコードや映画のビデオやフォトブック的なヤツも買ってたくらいでして。
なので、そこそこに「思い入れ」もありますから、今回の「新版」も観ておきたかったと、そうゆうワケです。
では感想です。
。。。。。。。と。
正直、「要らんコトしやがって」な気分でございます。。。
まあ、思い入れがある映画だから、それ以上を求めるのは無理なのと、35年前に観た当時の「思い」も相当に美化されて記憶されちゃってますから、仕方ないんですけどね。
まず、旧作で一番印象的だった、各国大使?の踊りシーン。
これが全面カット。。。
ただ、当時のが良かったから、今回、あれ以上のモノはまず無理なので下手に作るよりカットされた方が良かったかも。
それと、そのシーンも含めて、原曲のチャイコフスキーのメロディーがほとんど出て来ません。
もちろん、モチーフ的に多少は出て来ますが、物足りない。。。
チャイコフスキーの曲はとても好きなので、もっと聴きたかったですねぇ。
主題歌ももちろん差し替えられてるんですが、悪くはないです。
まあ、旧作の主題歌とは全然違うので比べようもないという事もありますけどね。
ちなみに旧作の主題歌は素晴らしいです。
あとは声優さん。
こちらは良かったです。もちろん旧作も好きですけど、この新版の声優さんたちもいい感じでした。
2D版で観たんですけど、多分、ちょっと無理矢理3Dにしてる感じがあって、2Dで充分だと思います。まあ、これはほとんどの3D映画がそんな感じしますけど。
そんなワケで。
とても懐かしい反面、ちょっとガッカリもあり。
でも、35年ぶりにこんな映画をスクリーンで観られたのは嬉しいことです。
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