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「ボーダーライン」続編の本予告編、ルールなき国境地帯で問われる人間性の境界

2018年9月5日 21:00

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人間性を問われる極限状態を生きる男たち
人間性を問われる極限状態を生きる男たち
(C) 2018 SOLDADO MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース] アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、ルール無き麻薬戦争の闇を描いた「ボーダーライン」の続編「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」の本予告編が公開された。

アメリカ国内で発生した自爆テロの犯人がメキシコ経由で不法入国したとにらんだ米政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA工作員マット・グレイヴァーに命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ暗殺者アレハンドロに協力を要請。しかし、極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコで孤立を余儀なくされたアレハンドロは、任務、復しゅう、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面する。

このほど公開された本予告編で、アレハンドロは人質にした麻薬王の娘イザベルとともに行動する中で人間性を問われ、アレハンドロと固い信頼で結ばれていたマットも無慈悲な米政府の方針転換のため究極の選択を迫られる。今年2月に亡くなった作曲家ヨハン・ヨハンソンさんによる前作のテーマ曲「The Beast」が緊張感を高める中、非情な国境地帯で翻弄される男たちの人間模様が、メキシコ警察も巻き込んだ壮絶な銃撃戦とともに描かれた。

前作に続き、ベニチオ・デル・トロが孤高の暗殺者アレハンドロ、ジョシュ・ブローリンがCIA工作員のマットを演じるほか、アレハンドロの過去を知る麻薬王の娘イザベル役で「トランスフォーマー 最後の騎士王」のイザベラ・モナー、その他マシュー・モディーンキャサリン・キーナーらが共演。前作の脚本家テイラー・シェリダンが、重層的かつスリリングに交錯する人間模様を練り上げ、イタリアの裏社会の闇を描いたTV版「ゴモラ」のイタリア人監督ステファノ・ソッリマが、前作のドゥニ・ビルヌーブ監督からメガホンを引き継いだ。

ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」は11月16日から全国公開。

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