小栗旬「銀魂2」の感想は「尺が長かった」!? 福田雄一監督が大慌て「すげえ汗かいたわ!」
2018年8月9日 20:35
[映画.com ニュース] 空知英秋氏の人気漫画を実写映画化する「銀魂2 掟は破るためにこそある」の完成披露試写会が8月9日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の小栗旬をはじめ共演の菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、佐藤二朗、監督・脚本を兼ねた福田雄一が舞台挨拶に出席した。
2017年夏に公開され、同年の実写邦画では第1位となる興行収入を叩き出した「銀魂」の続編。原作で高い人気を誇る「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を融合し、万事屋を営む坂田銀時(小栗)、志村新八(菅田)、神楽(橋本)のバイト生活や、近藤勲(中村勘九郎)率いる真選組の内紛を描く。
この日は、総勢14人が浴衣姿で登場。映画の出来栄えを問われた小栗は、「(尺が)ちょっと長かったですね~。2時間14分? あとちょっと削ったら2時間だったのに」と冗談交じりにぶっちゃけ、一同を慌てさせる。福田監督が「おい、すげえ汗かいたわ! 主役に長いって言われたの初めて」と悲鳴をあげると、小栗は「長さを感じさせない、素晴らしい映画になっています」としっかりフォローを入れた。
一方で福田監督は、「小栗くん、初号試写を見た後はイジケ気味だった。『真選組がかっこよすぎる』って」と反撃。これに小栗は「だってさ、すげえ良いんだもん、真選組!」と諸手を挙げて称賛したが、全く関係ないムロが「ありがとうございますう」と割って入ったため、周囲から「おまえじゃねえわ」と総ツッコミを食らっていた。
また菅田は、真選組の一番隊隊長・沖田総悟を演じた吉沢に「今回の吉沢亮はすごかったよ!」と声をかける。福田監督から「今回の吉沢亮はどうだった? かっこよかった? 言っていいよ、ほら」とけしかけられた吉沢は、「今回の吉沢亮、めっちゃかっこよかった」と自画自賛し、小栗らからは「あいつすげえな~。すげえよ」とため息が漏れていた。
さらに福田監督はしゃべり倒し、2作続けて出演した盟友・佐藤に目を向け「1と2で演じている役が違うって、ありえないだろ」。突然の火の粉に、佐藤は「キャスティングしたの、おまえだよ。おい、デブ!」と応戦し、場内の笑いをさらった。続けて前田敦子と結婚したばかりの勝地は、福田監督にうながされ、左手薬指に輝く指輪を強調。無数のフラッシュが焚かれるなか「幸せです!」とウインクしてみせ、「もう1個は誰がつけてるの?」と問われると、上ずった声で「アチャ~ン(あっちゃん)」とふざけていた。
続投キャストに加え、初参加キャストも息の合った掛け合いを見せ、終始爆笑が巻き起こったこの日。くノ一・猿飛あやめ役の夏菜は、「劇中でボンテージを着るということで、一生懸命、何カ月も体を鍛えていたんです。ところが撮影当日にぎっくり腰。本当に立っているのも必死で、整体師さんにずっとついてもらっていました。笑うと痛いし、笑いを堪えるのも大変でした」と告白し、共演陣と約700人の観客を驚かせていた。「銀魂2 掟は破るためにこそある」は、8月17日から全国で公開される。
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