「旅猫リポート」、福士蒼汰が猫をギュッと抱きしめる愛らしい本予告&ポスター公開
2018年7月12日 12:00

[映画.com ニュース] 「図書館戦争」「植物図鑑」などで知られる人気作家・有川浩氏の小説を、福士蒼汰主演で映画化する「旅猫リポート」の本予告とポスタービジュアルが、公開された。
有川氏が脚本開発にも参加し、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の三木康一郎監督がメガホンをとった。心優しい青年・悟(福士)が、ある事情から飼えなくなってしまった愛猫ナナ(声:高畑充希)と一緒に、新しい飼い主を探して日本各地をめぐる様子を描き出す。広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、竹内結子、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、中村靖日、戸田菜穂らが脇を固める。
「吾輩は猫である。名前はナナである」というナナの語りから始まる本作は、悟とナナのドライブを軽快かつ温かみある映像でつづっていく。だが、中盤で「俺の最後の猫がナナでよかった」という悟の語りののち、悟とナナが離れ離れになるシーンが描かれ、2人の旅の結末が気にかかる内容となっている。物語のもう1人の主人公ともいえるナナの見事な演技もたっぷりと盛り込まれ、ドアを必死に開けようとする姿や、悟以外の人々にはなかなかなつかない様子などがほほ笑ましくも切なく切り取られている。さらに、「この世界の片隅に」などで知られるコトリンゴの音楽が、映像に彩りを添えている。
ポスターでは、ナナをしっかりと抱きしめる悟の姿が柔らかみのあるタッチで描かれており、キュートなナナの表情が目を引くデザインになっている。
「旅猫リポート」は、10月26日から全国公開。
(C)2018「旅猫リポート」製作委員会 (C)有川浩/講談社
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