劇場版「夏目友人帳」ゲスト声優に高良健吾、島本須美、村瀬歩 予告&新ビジュアル完成
2018年7月12日 13:05

[映画.com ニュース] 人気テレビアニメ「夏目友人帳」を初めて映画化する「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」のゲスト声優が決定し、俳優の高良健吾、声優の島本須美、村瀬歩の出演が明らかになった。あわせて、予告編、キャストコメント動画、第2弾キービジュアルも公開された。
「夏目友人帳」は、緑川ゆき氏による人気漫画のテレビアニメ化で、妖怪を見ることができる高校生・夏目貴志が、自称用心棒の妖怪ニャンコ先生とともに、妖怪たちに名前を返していく物語。2008年にスタートしたテレビアニメシリーズは第6期まで制作され、18年に10周年を迎える。
完全新作エピソードが展開される劇場版は、人と妖の間で忙しい日々を過ごす夏目が、祖母レイコのことを知る女性・津村容莉枝とその息子・椋雄に出会ったことをきっかけに、謎の妖が潜む町について調べはじめる。その矢先、ニャンコ先生の体についた“妖の種”が、藤原家の庭で木になり、実をつける事件が発生。その実を食べたニャンコ先生は、3つに分裂してしまう。
ゲスト声優の3人は、高良が容莉枝の息子・椋雄、島本が容莉枝、村瀬が夏目の小学校の同級生・結城大輔を演じる。高良は、「好きな作品でしたので、劇場版に出演する機会をいただき、とてもうれしく思っています。声優の経験はあまりないのですが、不思議な魅力を 持った青年・椋雄を僕なりに精いっぱい演じました。心温まる素敵な作品です。是非お楽しみいただけると幸いです」と述べている。

一方の島本は、「初めての劇場作品、おめでとうございます。さり気ない日常の中での幸福と不思議。子を思う母の心をお伝えできていればいいのですが」と話し、それから、ちょっとだけチャレンジしているシーンがあるんですよ。お楽しみください」とアピール。村瀬は、今作のストーリーについて「幼いときに生じてしまった小さな綻(ほころ)び、『見える』という嘘がその後気まずく妙にリアルに描かれていて刺さりました。その昇華も含め、爽やかに描かれています」と明かしている。
予告編は、ゲスト声優陣の出演シーン、妖の種が一夜で木になる場面、夏目や斑の鬼気迫る表情などを収録。第2弾キービジュアルは、夏目が3匹に分裂したニャンコ先生とじゃれ合う様子を切り取っている。
さらに、今作の主題歌が女性アーティストUruの新曲「remember」に決定。「必ず誰もが一度は経験する出会いや別れ、その時の心の動きや背景を曲を聞いた方がご自分の経験と重ね合わせた時に、何か温かい気持ちになれるような、そんな意味も込めて制作しました」とコメントを寄せている。
「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」は、9月29日から全国公開。予告編とコメント動画は、公式サイト(https://natsume-movie.com)で公開中。
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