【国内映画ランキング】「万引き家族」V3、「空飛ぶタイヤ」2位キープ、「焼肉ドラゴン」は7位スタート
2018年6月25日 19:35

[映画.com ニュース]6月23日~24日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。サッカーワールドカップのロシア大会で、6月19日に日本がコロンビアに歴史的勝利をあげた興奮も冷めやらぬ週末。好調の「万引き家族」が3週連続首位を獲得した。週末2日間で動員20万2000人、興収2億6400万円を記録。上映劇場の半数近くで前週興収比80%以上を維持し、そのうち100%を超える劇場も出るなど勢いは衰えることなく、累計動員は200万人、興収は25億円を突破。情報露出も続いており、腰の強い興行を展開している。
2位は「空飛ぶタイヤ」がキープし、週末2日間で動員14万9000人、興収1億9300万円をあげた。累計動員は62万人、興収は7億7000万円を突破している。
「50回目のファーストキス」は前週興収比89%と落ちの少ない興行で、公開4週目に3位に再浮上。累計興収は8億9000万円を超え、10億円突破が確実となった。さらに累計興収83億円を突破した「名探偵コナン ゼロの執行人」が、公開11週目に2ランクアップの5位に再浮上しているのも注目される。
新作では「焼肉ドラゴン」が、6月22日より全国162スクリーンで公開され、7位に初登場。同作は、「血と骨」など映画の脚本家としても活躍する劇作家で演出家の鄭義信が長編映画初メガホンをとり、自身の同名人気戯曲を映画化した。
なお、巨大山火事に命懸けで立ち向かった消防士たちの実話をもとに映画化した人間ドラマ「オンリー・ザ・ブレイブ」は、惜しくも11位スタートとなっている。
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