福山雅治、細田守監督作「未来のミライ」に声優参加!リスペクトし合う2人が初タッグ
2018年5月9日 05:00
[映画.com ニュース] ミュージシャン・俳優の福山雅治が、細田守監督の最新作「未来のミライ」に声優として参加していることがわかった。かねて親交があり、互いの作品や日常生活について話し、リスペクトし合っていたという2人が初タッグ。福山は、物語の中核を担う青年を演じている。
「バケモノの子」「おおかみこどもの雨と雪」の細田監督が、約3年ぶりに手がけたオリジナルの長編劇場用アニメ。甘えん坊のくんちゃんが、未来からやって来た妹・ミライちゃんとともに不思議な大冒険を繰り広げ、さまざまな“家族の愛”を知っていく姿を描く。
昨年から細田監督は、物語の中核を担う「ある役」のオーディションを重ねていたが、キャスティングは難航。今年に入って福山と再会した際に、細田監督は探し求めていた役=青年のイメージと、福山の人間性が重なることに気付き、今回のタッグが実現した。その青年は、主人公・くんちゃんが時をこえた旅先で出会うキーパーソンで、予告編にはくんちゃんを馬やバイクに乗せて走る姿が収められている。
福山は、本人役でのカメオ出演をのぞき、今作がアニメ映画初出演。テーマ性と挑戦する姿勢に共感したことからオファーを快諾したそうで、「収録前に、まだ絵も音も完成してない映像資料を見させていただきましたが、その段階ですでに、心引き込まれ感動出来るこの作品が持つ力に驚きました」と振り返り、「歌うということを仕事にしながらも、声で役を表現することはほぼ未経験なので、現場では恥ずかしながらすべてに緊張し、そしてすべてに刺激を受けました。僕が年齢を重ねたことで忘れてしまっていた子どもならではの繊細な感受性を、丁寧に、かつ高度なアニメーション技術で表現されている今作品の完成を、これまで通り細田監督のいちファンとして心待ちにしています」とメッセージを送っている。
第71回仏カンヌ国際映画祭の「監督週間」に選出された「未来のミライ」は、ほか声優として上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司が参加。7月20日から全国で公開される。
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