巨匠・高畑勲監督が死去、享年82歳 鈴木敏夫氏が追悼「さぞかし無念」
2018年4月6日 12:07

[映画.com ニュース] 日本アニメーション界の巨匠、高畑勲監督が4月5日に死去していたことがわかった。享年82歳だった。スタジオジブリは6日、鈴木敏夫プロデューサー名義で「やりたい事がいっぱいある人だったので、さぞかし無念だと思います。宮崎駿とも相談し、ジブリとして盛大なお別れの会をとり行い、見送ることにしました」とコメントを発表した。通夜および葬儀は近親者のみで執り行い、5月15日に「お別れの会」が営まれる予定だという。
高畑監督は1935年10月29日、三重・伊勢市生まれ。59年に東京大学を卒業し、東映動画(現・東映アニメーション)に入社。68年に「太陽の王子 ホルスの大冒険」で監督デビューを果たした。東映動画退社後は、テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」(74)、「母をたずねて三千里」(76)、「赤毛のアン」(79)などを演出・監督した。
85年に、盟友・宮崎駿監督とともにスタジオジブリの設立に参加し、「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」などの名作を生み出した。13年には「ホーホケキョとなりの山田くん」以来14年ぶりの長編作「かぐや姫の物語」を手がけ、第87回アカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされるなど、国内外で高い評価を得ていた。
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