火垂るの墓(1988)

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解説

直木賞を受賞した野坂昭如の短編小説をスタジオジブリの高畑勲監督が映画化し、終戦間近の神戸を舞台に戦災孤児の兄妹がたどる悲劇的な運命を描いた名作アニメーション。昭和20年、夏。父が出征中のため母と3人で暮らす14歳の清太と4歳の節子の兄妹は、空襲によって家を焼け出され、母も亡くしてしまう。2人は遠縁の親戚の家に身を寄せるが、次第に邪魔者扱いされるようになり、ついに耐えきれなくなった清太は節子を連れて家を飛び出す。防空壕に住み着いた彼らは、2人きりの貧しくも楽しい生活を送り始めるが……。

1988年製作/88分/日本
配給:東宝

スタッフ・キャスト

監督
原作
野坂昭如
脚本
高畑勲
企画
佐藤亮一
製作
佐藤亮一
プロデューサー
原徹
レイアウト
百瀬義行
キャラクターデザイン
近藤喜文
作画監督
近藤喜文
作が監督補佐
百瀬義行
撮影監督
小山信夫
美術監督
山本二三
色彩設計
保田道世
音楽
間宮芳生
音響監督
浦上靖夫
編集
瀬山武司
制作担当
上田真一郎
制作
スタジオジブリ
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映画レビュー

4.0決して、忘れてはいけないもの

go-chanさん
2020年9月15日
iPhoneアプリから投稿

子どもの頃に見た「火垂るの墓」の印象は、
お母さんが亡くなってしまって、かわいそうな兄妹って、あまり深く考えていなかったけど、
大人になってから見てみると、また違った捉え方になる。例えば、母が死んで、親戚のおばさんのところでお世話になる場面。子どもの頃は、おばさんのことを、意地悪なおばさんだ、ひどいってただ思っていた。だが、そうじゃない。この大変なときに、せいたは、自分のこと、妹のことしか考えていない。お世話になっているのだから、なんか恩返しを、力になれることはないのか…そういう考えが全く描かれていない。おばさんが怒るのも無理はないが、
せいたもまだ子どもだ。そういうお互いに助け合うっていうのを、あのおばさんも
教えてあげられたらよかったんじゃないかな。
せいたもおばさんに嫌なこと言われてしまってもいさせてもらえれば、2人は死なずにすんだのでは、、って思う。あと、お金の使い方を見ているとやっぱり子どもなんだよな。
おばちゃんも大人気ないよな。
空襲はいつ起こるかわからない、お腹いっぱい食べられない。そんな世の中では、イライラもしてしまうし、人格が変わるのだろうと思った。戦争は人を変えてしまう、恐ろしいものだと大人になってから改めて感じた。
今は、コロナの世界。戦争とは違うが、ちょっと似てるなって思う。コロナの「どこにもでかけられない、人と密になってはいけない」なんて
戦争に比べたら、余裕で乗り越えられるじゃんって思っちゃった。お腹いっぱい食べられるしね。

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go-chan

4.5今日この日、観るべき映画を見る。

カメさん
2020年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

4歳と14歳で精一杯生きた。はたしてそうだったのか。兄と妹、親を亡くし誰にも頼れず、そして死んでゆく。
もし現代の子供がこの時代にタイムスリップしたら、どう生きるかを再現していると、監督自身が語っている様に、人と人との関わりが、人間の生きる術だと感じさせられる。それが出来なかった清太。
戦争孤児を描くと同時に、人間の生き方も描いている。来年のこの日にまたもう一度見よう。

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カメ

3.5野坂昭如ってあの面白いおじさんだよ

2019年11月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

野坂昭如ってこういう本を書くのか?的見方をしてしまう作品。戦争でとことん落ちるとこまで行ったらこうなるんだぞという警鐘作。

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さすまー

5.0人間として絶対に目をそらしてはならない。

2019年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

絶対に見なければいけない映画です。
たとえトラウマになろうが 悪夢を見ようが 絶対に知らなくてはいけない。
小学生の時に 学校の授業中に見て
恐ろしい場面(母の死など)も目に焼き付いてしまいましたが
この作品に出会えて本当に良かったと思います。
戦争を知らない私達。
戦争を知る世代のお年寄りたちは 辛さ悲しさのあまり口を閉ざしたまま
この世から去って行ってしまう
けれど その歴史の記憶は絶対に 伝えていかなければ
何も知らずに さらに恐ろしい核兵器を使おうとする人達が
どんどん増えて行ってしまうのです。
目をそむけず この作品を多くの人に伝えていきましょう。子供達の世代にも。

原作の小説も子どもの時に読みましたが、
あの薄っぺらい短い本、しかも文章はただ事実を書き連ねた記録文で
あの文から 書いた人の感情とかは全く感じとれず 全く感動できませんでした。
あの本を、ここまでリアルに しかも情感豊かに
必死で生きる人々の息遣いが伝わってくる 生々しいアニメーション映画を
創りあげた 高畑勲さんはじめスタジオジブリは 天才としか言いようがない。
あの時代を生きる子供達の 日々のささやかな幸せを描くエピソード(ドロップ等)や
貧しさゆえに優しさを失っていく人間の醜さ(親戚のみそ汁や 母の着物など)
当時の暮らしを具体的にリアルに伝えてくれる 数々のエピソード
あれはすべて 原作には無く 高畑勲さんのオリジナルなんです。
本当に 天才によるすばらしい映画です。
何度見ても毎回 同じ場面で涙があふれてきます。
もうセリフもおぼえているのに。

この映画のすばらしい点は、 ありのままを正直に描いていること。
主人公を、善なる正義として描いていない。
親戚の家を出て 自分の力で暮らそうとして、結果 妹を死なせてしまう。
妹の笑顔を守りたかった気持ちはわかるが、 賢いやり方だったとは言えない。
生き抜くためには、火事場泥棒もする。悪行も盗みもする。
大人達に頼らず 共同体から抜けたことで 悪い結果になった点は
高畑監督自身も指摘している。
周囲の人々も 親戚も医者もみな冷たく 死人はゴミのように捨てられる。
人々の心が荒廃し醜くなる姿を、日本人自らが冷淡に 公平に正確に描いている。
ハリウッド映画なら ヒーロー映画として描かれる。
韓国人は「自分達の悲劇ばかり前面に押し出し、お涙頂戴の被害者ヅラ。韓国人に何をしたか描け!」と強く非難する。
この映画は、無垢な罪のない子どもが戦争に翻弄される悲劇… という見方をされがちだが、
実はもっと深く正直に、
すべての人々が心を失っていく姿をさらけ出し、
清太の姿に 共同体からはずれて自滅していく当時の日本国家の姿を示唆し、
無垢なはずの子どもさえ 大量の蛍をつかまえて 自らの楽しみのために死なせてしまう姿を描き、
戦争による荒廃を暴いている。 これこそがこの映画の深い価値につながっていると思う。

何度でも、繰り返し見るだろう。せめて一生に一度でもいい、見るべきだ。
戦争を知る世代がいなくなり、親も誰も戦争を知らない時代になっていく。
戦争の恐ろしさを伝えられる貴重な作品を、
「残酷で トラウマになるから見ない」「子供に見せたくない」なんて
弱い甘っちょろいことを言っていてはいけないと思う。
戦争は決してしてはいけないと心に刻まなければ、
戦争を推進する政治家の言葉を単純に支持してしまい、またいずれ戦争がどこかで起きてしまうのだ。今だって、すぐそばの国で いつ爆弾が飛んでくるか、いつ戦争が始まるか。
大人はきちんと子ども達の心を思いやりながら、正しい知識を伝えていく使命がある。
子ども達の未来を守るために。

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mary.poppins
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