「ベルイマン生誕100年映画祭」7月開催 傑作13本をデジタルリマスター版で公開
2018年3月27日 07:00

[映画.com ニュース]スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンの特集上映「ベルイマン生誕100年映画祭」が、7月からYEBISU GARDEN CINEMAを皮切りに全国で開催される。
今年7月14日に生誕100周年を迎え、全世界で巨匠の偉大な足跡を再評価するレトロスペクティブが開催される。スウェーデンとの国交150周年も重なった日本では、ベルイマンの50本以上にわたるフィルモグラフィーの中から選ばれた13本を、全作品最新技術によって修復したデジタルリマスター版で公開する。
今回上映されるのは、ジャン=リュック・ゴダールが「もっとも美しい映画」と絶賛した「夏の遊び」(51)や、アンドレイ・タルコフスキーがオールタイムベストに挙げた「野いちご」(57)、奇術の旅芸人の一座を描いた傑作「魔術師」(58)など初期の傑作群、そしてベルイマンが生涯にわたって追及した宗教と神をテーマにした、<神の沈黙>三部作「鏡の中にある如く」(61)、「冬の光」(63)、「沈黙」(63)も上映する。
さらに、ベルイマンと生涯にわたるパートナーとして公私にわたってサポートし続けたリブ・ウルマンとの初タッグ作「仮面ペルソナ」(66)や、カラー作品「叫びとささやき」(78)、そして、スウェーデン映画史上最大ともいうべき製作費が投じられ、第56回アカデミー賞4部門受賞ほか各国の映画賞を総なめにした超大作「ファニーとアレクサンデル」(82)も、全5章、5時間11分のオリジナル全長版で公開される。
「ベルイマン生誕100年映画祭」は7月、YEBISU GARDEN CINEMAで開催、全国順次公開。
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