「007」シリーズ最新作、ダニー・ボイル版なら「トレスポ」脚本家とタッグ
2018年3月20日 20:30

[映画.com ニュース]「007」シリーズの最新作「ボンド25(仮題)」の脚本を、「トレインスポッティング」などで知られるイギリスの脚本家ジョン・ホッジが執筆していると、米Deadlineが報じた。
本作は、ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの5作目にして最終作。昨年7月、全米公開日が2019年11月8日に決定してまもなく、ヤン・ドマジュ(「ベルファスト71」)や、ドゥニ・ビルヌーブ(「メッセージ」「ブレードランナー2049」)、デビッド・マッケンジー(「最後の追跡」)らが監督候補として報じられた。しかしここにきて、以前からボンド映画のメガホンを熱望していたクリストファー・ノーラン監督が参加を否定したほか、製作を手がけるイオン・プロダクションズやMGMがダニー・ボイル監督を希望していると報道されるなど、プロジェクト周辺が騒がしくなっていた。
米Deadlineによれば、ボイル監督は2012年のロンドン五輪の開会式の芸術監督を務めた際に、クレイグ版ボンド(「007 スカイフォール」)の短編映像を手がけており、その時に思いついたアイデアをもとにホッジが脚本を執筆。スタジオがこれを採用すれば、ボイル監督がメガホンをとることになるという。ホッジは、ボイル監督の長編デビュー作「シャロウ・グレイブ」(94)をはじめ、「トレインスポッティング」(90)、「普通じゃない」(97)、「ザ・ビーチ」(00)などで脚本を担当し、最近では20年ぶりの続編「T2 トレインスポッティング」(17)でもペンを執った脚本家だ。
一方で、「007 カジノ・ロワイヤル」から「007 スペクター」までの4作で脚本を手がけたニール・パービスとロバート・ウェイドによる「ボンド25」の脚本もすでに存在するという。ホッジの脚本が不採用の場合、パービスとウェイドの脚本でほかの監督がメガホンをとるようだ。クレイグ版ボンドの最後の任務がどちらのバージョンになるのか、注目が集まる。
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