井浦新、野性爆弾くっきーの洗礼受けるも意欲満々
2018年3月20日 15:30

[映画.com ニュース] 吉本興業が主催する「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」の概要発表会見が3月20日、東京・新宿の同社東京本部で行われた。今年で10年目を迎える同映画祭。実行委員長の大崎洋氏は「映画祭というタイトルで、映画とは関わりのないことも広がってきた。地方創生に向けた大きな広がりができるはず」と思いの丈を述べた。
4月19~22日に行われる第10回では、「お~きな観客賞」を新設。監督やスペシャルゲストが参加し、上映とともに撮影秘話を生オーディオコメンタリーで楽しめる名物企画「桜坂映画大学」は、「バーフバリ 王の凱旋」を沖縄初となる絶叫上映で披露する「絶叫上映科」、「野性爆弾」のくっきーが監督・脚本・音楽を手がけた「ソドム団長とゴモラ人間」を取り上げる「鬼才芸術科」、菅田将暉と桐谷健太が共演した映画「火花」を上映する「芸人純文学科」で構成される。
かなた狼監督作「ニワトリ★スター」(特別上映作品)で同映画祭初参加となる井浦新は、「かなた監督にとって初の映画作品。だからこそ、映画作りの初期衝動が全て詰め込められている。ものすごい熱量なんです」と同作をアピール。「タブーにも真っ向勝負していますし、コンプライアンスも関係ない。映画らしい映画を、監督が情熱を込めて作ったんだと思います。最後には小さな小さな希望や愛が残るので、笑って泣いて、感動してくれれば嬉しいなと思います」と語ると、「沖縄の桜坂劇場にはご縁がありますし楽しみにしています」と映画祭当日を心待ちにしているようだった。
報道陣から「多くの芸人と映画祭に参加すること」について問われると、すかさず「光栄です」と切り返し、自分の立ち位置がセンターポジションだったため「真ん中に立たせていただいて、本当にすいません。申し訳ない」と恐縮しっぱなしの井浦。周囲からはフォローする声が多かったが、なぜかくっきーだけは「なんでやねん!」と謎のツッコミを放った。唐突な笑いの洗礼にたじたじの井浦だったが、「芸人と上手く絡めそう?」と質問されると「ぜひ勉強させていただきます! よろしくお願いします」と意欲を示していた。
TV DIRECTOR'S MOVIE部門には、志尊淳がイケメン宇宙人に扮する「劇場版ドルメンX」(6月15日公開)、又吉直樹による舞台作品を映画化した「凜」(18年内公開)、大九明子監督作「美人が婚活してみたら」(19年公開)など8作品がそろう。「NON STYLE」の井上裕介が主演する「耳を腐らせるほどの愛」は、相方の石田明が脚本を担当。石田が「元々井上を使う予定ではなかったんですけど、どうしても主演でという話になった。でも、井上にセリフを与えたくなかったんです。だから、どうにか試行錯誤してセリフを減らしました」と振り返ると、井上は「11人ほど出演者がいるんですけど、おそらく僕が1番しゃべっていない。セリフを覚えるのは2時間で大丈夫でした」と話し、報道陣の笑いを誘っていた。
また特別招待作品は、「ガレッジセール」のゴリこと照屋年之が監督と脚本を兼ねた「洗骨」(18年内公開)、榮倉奈々と安田顕が夫婦役で共演する「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(6月8日公開)、池田エライザ主演作「ルームロンダリング」(18年内公開)など13作品に決まり、特別上映作品に「KARA」の元メンバー・知英の映画初主演作「レオン」がラインナップされた。
この日に出席した主な登壇陣は以下の通り。
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