辰巳琢郎、石垣島ロケで遭遇した台風は「消防車20台並んで一気に放水した感じ」

［映画.com ニュース］　日韓合作映画「絶壁の上のトランペット」が4月22日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭　第8回沖縄国際映画祭」で特別上映された。出演した辰巳琢郎、久保田悠来、7歳の扇長虹心ちゃん、ハン・サンヒ監督が那覇・桜坂劇場での舞台挨拶に臨んだ。

桜庭ななみと韓国の人気グループ「TEEN TOP」のL.Joeが共演した同作は、心臓移植手術を受けた女子大生アオイと青年ジオの恋愛模様を描く。東京の大学で写真を学ぶアオイは療養のため、沖縄の小さな島に滞在し、ジオに出会う。ジオが営む食堂や秘密の海岸で楽しい時を過ごすなかで距離を縮めていった矢先、アオイは心臓の痛みに襲われ、再び命の危機を迎える。

撮影は石垣島でオールロケが行われたそうで、辰己は「本当にいいんですよ。ただ、撮影より台風の一夜が心に残っている」。撮休となりスタッフ、キャストと焼肉を食べたというが、「消防車20台くらいが横に並んで、一気に放水した感じ。朝が来ることって、こんなに素晴らしいんだと感じた」と振り返っていた。

ハン監督は石垣島が気に入ったらしく、辰巳から「監督は気に入ってほとんど住んでいるんでしょう？」とツッコミを入れられ、満面の笑みを浮かべていた。

「島ぜんぶでおーきな祭　第8回沖縄国際映画祭」は、24日まで開催。