ウェス・アンダーソン流の“日本”がユニーク!「犬ヶ島」予告編が公開
2018年3月16日 12:00

[映画.com ニュース]第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した、ウェス・アンダーソン監督の「犬ヶ島」が5月25日に全国公開されることが決定。日本をこよなく愛するアンダーソン監督のイマジネーションが凝縮された、日本オリジナル版予告映像が完成した。
「ムーンライズ・キングダム」「グランド・ブダペスト・ホテル」などでファンタジックな世界観をつくりあげてきたアンダーソン監督が、近未来の日本を舞台に、愛犬を探す少年と犬たちの壮大な冒険の旅をストップモーションアニメで描く。日本人ボイスキャストとして、「RADWIMPS」野田洋次郎、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリ、ヨーコ・オノらが名を連ね、主人公・小林アタリの声を、カナダ・バンクーバー出身の日系カナダ人ランキン・こうゆうが担当した。
このほど公開された予告編では、主人公アタリが、“犬インフルエンザ”の大流行で“犬ヶ島”に隔離されてしまった愛犬スポッツを探すため、日本列島にあるメガ崎市から犬ヶ島へ。そこで出会った5匹の犬たちともに壮大な旅を繰り広げる姿が描かれる。主人公や架空都市のネーミングをはじめ、相撲、浮世絵、和太鼓など様々な日本文化がアンダーソン流に融合され、独特の世界観を構築。言葉の通じない1人と5匹が絆を育んでいく様子が、ストップモーションアニメの温かみのある動きでつむぎ出される。
声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーベイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市といったアンダーソン監督作の常連が集結。さらに、スカーレット・ヨハンソンやグレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュレイバーら、ハリウッドの実力派俳優たちが参加した。
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
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