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イーサン・ホーク、「しあわせの絵の具」は「過去にない美しいラブストーリー」

2018年2月15日 12:00

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寡黙で頑固な漁師を渋く演じた
寡黙で頑固な漁師を渋く演じた
(C)2016 Small Shack Productions Inc. / Painted House Films Inc./ Parallel Films (Maudie) Ltd.

[映画.com ニュース] 「6才のボクが、大人になるまで。」や「マグニフィセント・セブン」で知られ、「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」(3月30日公開)が控えるイーサン・ホークが、「シェイプ・オブ・ウォーター」や「パディントン」シリーズのサリー・ホーキンスと夫婦役を演じた「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」について語ったインタビュー映像が、公開された。

カナダの自然や動物たちを愛らしく描き、ニクソン元米大統領が絵の制作を依頼したことでも知られるカナダの女流画家モード・ルイスの人生をつづる本作。今なお多くのファンに愛され、オークションでは作品が500万円以上の高値で落札されている。映画は、絵と自由を愛した画家モード(ホーキンス)の人生を、最愛の夫エベレット(ホーク)との絆を軸に描いた。

これまでにもジャンルを問わずに活躍してきたホークは、本作で無骨で不器用なエベレットに扮している。「大人の恋愛を描いた作品は、本当に少ない。これは過去にない美しいラブストーリーだ」と本作にすっかり魅了された様子。トランペット奏者に扮した「ブルーに生まれついて」など、実在の人物もこれまで演じてきたが「実在の人物を演じるときは、その人物を忠実に演じる面もあれば、自由に演じる面もある。ドキュメンタリーじゃないし、人の人生を完璧に再現するのは無理がある」と持論を展開し、「この素晴らしい夫婦の物語を世に広めたいと思った。それと同時に、自分がエベレットだったらどうするか、役を自分のものにするためじっくり考えた。この映画の主題は、エベレットの視点でいえば他人の愛し方を学ぶことだ」と語る。

初共演を果たしたホーキンスについては、「サリーとの共演は、すべて本当に楽しかった。彼女は女優として、素晴らしく高いレベルの才能を持っている。しかも、強烈に感受性が高い」と絶賛。「心の中では、彼女を“40キロの激情”と呼んでいるよ(笑)」とほほ笑んでいる。

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」は、3月3日から全国公開。

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