ストームトルーパーを意のままに動かせる!? 家庭用ロボットがかなり楽しめる
2018年1月28日 10:00
[映画.com ニュース] 人気SF「スター・ウォーズ」シリーズでおなじみのストームトルーパーをデザインしたコミュニケーションロボット「ファースト・オーダー ストームトルーパー」が、1月26日から家電量販店などで店頭販売スタート。これに先駆け、映画.comが実機をお借りして試してみました!
中国・深センのロボットメーカーのUBTECH Roboticsが開発した同商品は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」や現在大ヒット中の「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」に登場する「ファースト・オーダー」のストームトルーパーがモデル。スター・ウォーズ関連グッズでは、世界初の二足歩行が可能なコミュニケーションロボットだそうです。
まず、箱からしてカッコいい。外箱をはずすとファースト・オーダーの紋章が入った漆黒の中箱が登場。それを開けると、ストームトルーパーとご対面! 高さ28.5センチで、全体的に丸みをおびたフォルムがかわいらしい印象。本体重量は772グラムと意外と軽量です。しかもブラスター付き。付属のACアダプタが付属していて1回の充電で約1~2時間遊べるそうです。
本体を箱から取り出して、腰の部分にある電源をオン。背中部分には、アダプタ差込み口と、Wi-Fiのリセットボタンがあります。開発に携わったエンジニアが「スター・ウォーズ」シリーズの筋金入りのファンだそうで、パーツの角度など細部までこだわったんだとか。1分弱、両腕や首を動かして基本の動作確認。これぞロボットというような「ウィーンウィーン」「カシャカシャ」とモーター音が響き渡ります。
ロボットを動かすのは専用アプリ。約2GBと大容量なのが気になりましたが、デザインやイントロダクションなどに映画の世界観がしっかり落とし込まれているのでファンはテンション上がるはず。iOSは日本語表示、Androidは現在英語・中国語表示のみで、今後日本語表示も可能になるそう。アカウントを作成に続き、アプリとロボット、ロボットとローカルのWi-Fiを接続。Wi-Fi環境が悪かったのか、接続に手間取ってしまいましたが、ここはファースト・オーダーの幹部になりきり“新人教育”の気分でトライ。
続いて顔認証の登録。登録できるのは4人まで。登録名は「Commander」「Captain」「Liuetenant」「Resistance Scum」のいずれかです。眉間の部分にあるカメラにグッと近寄るとすんなり認識してくれました。これで準備は完了。さっそく動かしてみます。
モードは3つ。音声コマンドやアプリの操作で歩かせたり動作させたりする「訓練」、AR(拡張現実)ゲームが楽しめる「任務」、ルートを決めて警備させる「巡回」。“指令”を送ると毎回異なる返事が返ってきます。「訓練」で使える音声コマンドは「前進」「後退」「右」「左」の4種類。ゆったりだけどしっかりとした二足歩行で、後ろ歩きもできちゃうのがすごい! 様々な言葉と動作を組み合わせる「アクション」も様々なバリエーションがつくれるので飽きることなく楽しめます。
「任務」では、砂漠の惑星ジャクーを舞台に、レジスタンスのデータを探し出したり、システムに侵入したりするゲームに挑戦。AR機能で、部屋にいながらにして砂漠の町を歩き回っている気分が味わえます。難易度は3段階あり、レベルによってはレジスタンスのドロイドBB-8が登場するとか。さらに、今後のアップデートで、ステージが追加される予定。ぜひ赤い鉱石の星クレイトやスター・デストロイヤーの艦内に行ってみたい!
そして「巡回」モード。ルートやチェックポイントを設定し、それを実行します。動き出すと、事前に登録した私の顔を認識して「ハロー、コマンダー」と挨拶してきました。「オオッ!」と感激したのですが、登録名は「キャプテン」。間違えていましたが、階級が上がったからよしということに。一方、顔認証にパスしなかったり、設定したパスワードに正しく答えられなかったりすると、「早くここから立ち去れ! レジスタンスのクズめ」とビシッと警備。話すのは英語だけなので、パスワードを言いそびれないよう妙にドキドキしてしまいました。
一通りの機能を試しただけで愛着たっぷり。音声コマンドや顔認証が1回で上手くいかないときでも、マイ・ストームトルーパーを養成している気分で楽しめました。3万9800円(税抜き)とちょっとお高めですが、某通販サイトでは200体以上の予約注文があったとか。ストームトルーパー好きにはたまらないアイテムです!
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