オスカー候補サム・ロックウェル「スリー・ビルボード」の役にはあの名作の要素あり!
2018年1月24日 13:30

[映画.com ニュース] 第75回ゴールデングローブ賞で最多となる4冠、第90回アカデミー賞では作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞、編集賞の6部門7ノミネートを果たした「スリー・ビルボード」の特別映像が公開された。本作でオスカーの助演男優賞候補に選出されたサム・ロックウェルのインタビューを収めている。
舞台は、米ミズーリ州の片田舎。7カ月前に娘を殺された主婦のミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)が、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、抗議のために町はずれに巨大な広告看板を設置。それを快く思わない警察や住民とミルドレッドの間には溝が生まれ、いさかいが絶えなくなっていく。「セブン・サイコパス」のマーティン・マクドナー監督がメガホンをとり、オスカー女優フランシス・マクドーマンド、「スウィート17モンスター」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」のウッディ・ハレルソン、「月に囚われた男」のロックウェルが集結した。
ロックウェルは本作で、トラブルメーカーのディクソン巡査を演じている。自身のキャラクターについて、エミー賞に輝いたコメディドラマ「メイベリー110番」の人気キャラクター、バーニー・ファイフと「タクシードライバー」の主人公トラヴィス・ビックルの要素があると解説し、ディクソンの“変化”がカギだと語る。
マクドナー監督とは「セブン・サイコパス」でも組んでいるが、「彼の発想はとにかく独特で、アイデアが普通じゃない」と激賞。白熱の演技対決を繰り広げたマクドーマンドに対しては、「女優としての彼女はまるでレーザーだ。殺傷兵器のように気を抜かせてくれない」と語り、共演を「とにかく恐ろしかった」と畏怖を込めて語っている。
「スリー・ビルボード」は、「ジオストーム」のアビー・コーニッシュ、「ゲット・アウト」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」や「レディ・バード」(6月公開)のルーカス・ヘッジズも出演する。2月1日から全国公開。
(C)2017 Twentieth Century Fox
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