「家族はつらいよ」「三度目の殺人」「忍びの国」が新興のアジア映画賞にノミネート
2017年12月21日 16:00

[映画.com ニュース] ベルリン国際映画祭の協賛で開催される、第2回アジアン・ブリリアント・スターズのノミネート作品が発表され、日本からは山田洋次監督の「家族はつらいよ」、是枝裕和監督の「三度目の殺人」、中村義洋監督の「忍びの国」の3作品が選出された。
同プログラムは、アジアで名声のある、あるいは進境著しい俳優や監督、脚本家、プロデューサーに脚光をあてるもの。米ハリウッド・レポーターによれば、ヨーロッパの若い才能にスポットを当てる「ヨーロピアン・シューティング・スターズ」をモデルにしているという。ベルリン国際映画祭のサポートのもと、アジアン・フィルム・アンド・テレビジョン・プロモーション、北京電影学院、中国のMovie View誌が運営する。
第2回となる今回は、アジア各国から19作品が選出。作家性の高い作品から大ヒット作まで幅広くラインナップされた。香港電影金像奨の元会長でプロデューサーのマンフレッド・ウォン、韓国の鬼才キム・ギドク、アジアで活躍する日本人プロデューサーの市山尚三が審査員を務め、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞、プロデューサー賞、アジアの新タレント賞を決める。授賞式は、2018年2月21日(現地時間)にベルリンで開催予定だ。第68回ベルリン国際映画祭は18年2月15~25日に開催。
第2回アジアン・ブリリアント・スターズのノミネート作品は以下の通り。
「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」(中国)
「ラサへの歩き方 祈りの2400km」(中国)
「明月幾時有(英題:Our Time Will Come)」(中国、香港)
「追龍(英題:Chasing the Dragon)」(中国、香港)
「相愛相親」(中国、香港)
「The Day After(原題)」(韓国)
「I Can Speak(英題)」(韓国)
「朴烈(英題:Anarchist From Colony)」(韓国)
「グレイン」(トルコ・ドイツ・フランス・スウェーデン・カタール)
「Foxtrot」(イスラエル)
「ダンガル(原題)」(インド)
「Pauwi Na(原題)」(フィリピン)
「家族はつらいよ」(日本)
「三度目の殺人」(日本)
「忍びの国」(日本)
「Lerd (英題:A Man of Integrity)」(イラン)
「Youth(英題)」(中国)
「Bad Genius(原題)」(タイ)
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ