橋本愛が初訪中!1300人の熱烈歓迎に「感動しました」
2017年12月8日 13:00
[映画.com ニュース] 日中国交正常化45周年を記念する事業「2017中国・日本新作映画上映」が、12月1~3日に中国の上海・深セン・昆明で開催され、オープニング作品となった吉田大八監督作「美しい星」に出演した女優の橋本愛と吉田監督が、上海大光明電影院でティーチインを行った。
映画は、三島由紀夫が1962年に発表したSF小説を原作にした物語。映画では舞台を現代に置き換え、異星人として人類を救おうと奮闘する一家が、騒動に巻き込まれていくさまを描いた。主人公の大杉重一郎をリリー・フランキー、その伊余子を中嶋朋子、長男・一雄を亀梨和也、長女・暁子を橋本が演じている。
初訪中で1300人の観客から熱烈な歓迎を受けた橋本は、「心から映画と自分たちを歓迎してくれていて感動しました。ただただ高揚したり、この作品の芯を捉え深く考察したりと、きっとそれぞれの味わい方でこの映画を楽しんでいただけたのではないかと思います。中国の皆さんの熱気に包まれ、大変なパワーを貰いました。感謝です」と喜びのコメントを寄せている。
一方の吉田監督は、「質問のテンションも高く、みんな両手で挙手するからまさに主人公・大杉重一郎の執念そのものが海を越えたような気がして感無量でした。この勢いとノリに応えられるような映画をもっともっと作っていきたいです」と意欲的に語っている。
また、日本で2018年2月1日公開予定の「不能犯」がワールドプレミア上映され、メガホンをとった白石晃士監督が訪中。「中国でも自分の映画が通じるんだなという感触が得られたのが1番の収穫でした。今後話があればぜひ中国で映画を製作してみたいと思います」と話した。
上映作品は下記の通り。