AAA宇野実彩子、ソー&ハルクの凸凹コンビは「強いのに不器用でかわいい!」
2017年10月20日 10:00
[映画.com ニュース] マーベル・スタジオの人気シリーズの第3弾「マイティ・ソー バトルロイヤル」の日本最速試写会が10月19日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。公開を待ち受ける熱狂的なファンが一堂に会したほか、上映終了後にはダンス・ボーカルグループAAAの宇野実彩子、ラッパー、トラックメーカーとして活躍するPUNPEE、数々のアメコミ本の翻訳を手がけ、「マーベル展」の監修も行った光岡三ツ子氏がトークを繰り広げた。
強大な力を持つ死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)によって故郷を奪われたソー(クリス・ヘムズワース)が、アベンジャーズの仲間として共闘した盟友ハルク(マーク・ラファロ)、宿敵でもある弟ロキ(トム・ヒドルストン)らと型破りのチーム“リベンジャーズ”を結成し、ヘラに再戦を挑むさまを描く。
「マイティ・ソー」シリーズ初鑑賞という宇野は「やっぱ面白いですね。見ていて痛快で笑えるところもふんだんにあって、あっという間でした」と興奮の面持ち。シリーズファンのPUNPEEは「ソーの人間的な隙が見えて楽しかったです。いきなり“キャラ変”がありましたね。“天丼”(同じギャグを繰り返すこと)のシーンもあり日本の方も楽しめるのでは。クリス・ヘムズワース本人とソーの性格がリンクしたのかも」と考察した。2人の言葉を受けて、光岡氏は「シリーズをご覧になっている方はトーンの違いに驚かれたと思うんですが、タイカ・ワイティティ監督が新しいソーを作りたいといってできた作品なので、ここから入られた方も楽しめると思います」と語った。
宇野は、本作のソーとハルクのコンビに「すごく強いのに、しゃべると不器用なのがかわいい」と魅了された反面、ヘラについては「怖かったし超強い。あんなに強くて、冷たい美しさがある。最大の女性の悪役でした」とヘラの仕草には畏怖しつつもあこがれを抱いた様子。一方、PUNPEEが、印象的なシーンとして「変装するシーンでは、アドリブでやってるのかなと思うくらい自由にやってる」と語ると、光岡氏は「(独裁者)グランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)がシンセサイザーを弾くシーンはアドリブらしい」と豆知識を披露。宇野とPUNPEEは目を丸くしていた。
本作は「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(2018年4月27日公開)につながる物語が展開するが、光岡氏は「本作は、これまで別々だった宇宙と地球と魔法の領域が集結した初めての映画」と解説し、本作が「アベンジャーズ」の世界と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「ドクター・ストレンジ」をつなぐ皮切りとなると語り、ファンの期待をあおっていた。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」は、11月3日に日米同時公開。
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