阿部純子「孤狼の血」参戦!ミステリアスな映画オリジナルキャラを熱演
2017年10月4日 09:00
[映画.com ニュース] 女優の阿部純子が、役所広司主演作「孤狼の血」に出演し、メガホンをとった白石和彌監督と初タッグを組んでいることがわかった。「撮影では白石監督や尊敬する役者さんたちにたくさん支えていただきました」と撮影を振り返り、原作には唯一登場しない映画オリジナルキャラクター・桃子を熱演した。
第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子氏の同名小説が原作で、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評されたことで知られている。舞台は、暴対法成立以前の昭和の広島・呉。捜査二課の新人・日岡(松坂桃李)は、ヤクザとの癒着が噂される刑事・大上(役所)のもと、暴力団系列の金融会社社員失踪事件の捜査に参加する。違法捜査も辞さない大上に戸惑いながらも、日岡は経験を積んでいく。やがて失踪事件を機に暴力団同士の抗争がぼっ発し、大上は大胆かつ強引な秘策に打って出る。
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」ではヒロインの友人・綾役を射止め、出演した「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ」(10月21日公開)も控える阿部。劇中で演じる桃子は、それぞれの正義を掲げぶつかる男たちの“仁義の世界”で、生き抜く術を持つミステリアスな存在。薬局の店員でもあり、負傷した日岡を手当てしたことから、親交を深めていく役どころだ。
初参加となった白石組は「作品の猛々しさとは打って変わって、現場は和やかな雰囲気だったので、とても演じやすかったです」と述懐すると、“呉弁”でのセリフに苦労したことを明かす。「微妙なイントネーションの違いなどがあり、時間を見つけては方言指導の方と練習しました。その甲斐もあって、作品で当時の呉が蘇ったのではないかな、と思っています」と語っている。
いち早く完成した作品を目の当たりにした阿部は「正義を貫く男性の背中に心を鷲掴みにされ、ただ身じろぎもせずスクリーンを見つめてしまいました。上映時間があっという間に感じられるほどでした」と驚きを隠せない様子。仁義の世界で生き抜く術を身につけた桃子について「女性ならではの強さにも注目していただければ幸いです」とアピールすると、「このようなインパクトのある映画に参加できて本当に感謝の気持ちしかありません」と胸中を吐露している。
なお今作にはほか、江口洋介、竹野内豊、真木よう子、石橋蓮司、滝藤賢一、田口トモロヲ、駿河太郎、矢島健一、中村獅童、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也らが出演している。2018年5月12日から全国で公開。
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