【全米映画ランキング】17年サマーシーズンが終了 「ヒットマンズ・ボディガード」がV3
2017年9月5日 20:00
[映画.com ニュース]レイバーデイ(労働者の日)を迎えた17年サマーシーズン最後の週末。新作はいくつか公開されたものの圏外デビューとなり、上位12作品の合計が約5288万ドルとまったく振るわず、例年以上に寂しい夏の終わりとなった。そんな中、ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン主演のアクションコメディ「ヒットマンズ・ボディガード」が約1050万ドルの興収で首位を守り、V3を果たした。
日本では先月25日よりNetflixで配信されている同作の累計興収は、3週連続の首位ながら、約5500万ドルにとどまっており、今夏の興行の寂しさを象徴する数字となっている。
2位は前週と同じく「アナベル 死霊人形の誕生」。約750万ドルの興収で累計は約9000万ドルとなり、前作「アナベル 死霊館の人形」の最終興収約8400万ドルを上回った。
スティーブン・ソダーバーグ監督の長編映画復帰作「ローガン・ラッキー」は、興収約445万ドルで、2週連続の5位。チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、ダニエル・クレイグら豪華スター共演の話題作だが、17日間の累計は約2100万ドルにとどまっている。
今週末は、「恋愛適齢期」「ホリデイ」などのラブコメで知られるナンシー・マイヤーズ監督の娘ハリー・マイヤーズ・シャイアの長編監督デビュー作「Home Again」(リース・ウィザースプーン、キャンディス・バーゲン、マイケル・シーン共演)に、スティーブン・キング原作の名作ホラーを映画化した「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」が公開となる。