「ベイビー・ドライバー」カーアクションの裏側に迫る!メイキング映像公開
2017年8月24日 09:00

[映画.com ニュース] 「ショーン・オブ・ザ・デッド」で知られるエドガー・ライト監督の最新作「ベイビー・ドライバー」(公開中)のメイキング映像が、公開された。劇中に登場するカーアクションの撮影風景がひも解かれている。
事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽に身をゆだねて外界から遮断されると、天才的な運転技術を発揮する「逃がし屋」の青年ベイビー(アンセル・エルゴート)が、“最後の仕事”として無謀な強盗に手を貸すさまが描かれる。「シンデレラ」のリリー・ジェームズ、「ハウス・オブ・カード」シリーズのケビン・スペイシー、「ジャンゴ 繋がれざる者」のジェイミー・フォックス、「エンジェル ウォーズ」のジョン・ハムらが出演する。
映像では、猛スピードで疾走する車が急カーブを繰り出すさま、対向車線に乗り入れる様子、道路を走行中に別の車に体当たりされ、トラックに車体が挟まってしまう危険極まりないシーンなどが登場。「きっと、星のせいじゃない。」や「ダイバージェント」シリーズで知られるエルゴートが、天才ドライバーになりきるためにドリフトを猛特訓する姿も描かれ、「友達がうらやましがる。“俺もカースタントを習いたい”って」と屈託ない笑顔を見せている。
エルゴートは、「ダークナイト ライジング」や「ジョン・ウィック」シリーズにも携わるスタント・コーディネーターのジェレミー・フライの指導の下、1回5時間のセッションを10回行い、映画の中で行われている主なスタントのやり方をすべて教わったという。そのフライは「車の動きを理解すれば、より説得力のある役作りができる」と語っている。そのほか、ハムがバックスピンターンを練習する姿も切り取られ、俳優自身が危険なスタントに挑んだことがわかる。
ライト監督は「ワイヤーもグリーンバックもほとんど使わずにスタントを実演したんだ。全部トリックなしの実演さ。リアルなカーチェイスを楽しんでほしい。ベイビーになった気分でね」と自信たっぷりに語っている。
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