前田敦子×東出昌大×小泉今日子ら「散歩する侵略者」に参戦!豪華布陣に黒沢清監督も感激
2017年5月11日 08:00

[映画.com ニュース] 長澤まさみと松田龍平が初共演する黒沢清監督作「散歩する侵略者」に前田敦子、満島真之介、児嶋一哉(アンジャッシュ)、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史が出演していることがわかった。豪華な面々が顔をそろえたことに対し、黒沢監督は「正直こんなに集まってくれると思わなかったので、感激しました」と喜びのコメントを寄せている。
5月17日(現地時間)に開幕する第70回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品される今作。劇作家・演出家の前川知大氏率いる「イキウメ」が2006年に初演した人気舞台が原作で、数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られた状態で帰ってくるという大胆なアイディアを基に、サスペンス、アクション、ラブストーリーなど複数の要素を持つ重層的な物語を紡ぐ。
行方がわからなくなっていた夫・真治が、まるで別人のように優しくなって戻ってきたことに戸惑いを隠せない妻・鳴海(長澤)。それ以来、夫は毎日散歩するようになるが、同じころ町では一家惨殺事件を発端に奇妙な現象が頻発するようになり、事件を追うジャーナリストの桜井(長谷川博己)はある事実に気づく。しかし、やがて町は不穏な世界へと変ぼうし、人々は不可解な混乱に巻き込まれていく。
「さよなら歌舞伎町」「イニシエーション・ラブ」などで輝きを放ち続ける前田は、鳴海の妹で、物語を駆動させる重要人物・明日美役に。「無限の住人」「忍びの国」など話題作への出演が相次ぐ満島は、真治が散歩中に出会う引きこもりの青年・丸尾役を担っている。
放送中のTBS系ドラマ「あなたのことはそれほど」での怪演が話題を集めている東出は、真治が出会う牧師役。黒沢監督作「トウキョウソナタ」(08)で演技力を認められた児嶋は一家惨殺事件を捜査する刑事・車田役、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」にも名を連ねる名バイプレイヤー・光石は鳴海の取引先の会社社長・鈴木役を演じる。
さらに「トウキョウソナタ」「リアル 完全なる首長竜の日」などに参加し、黒沢監督が全幅の信頼を寄せる小泉はキーパーソンとなる医者役、日本映画界に欠かせないベテラン個性派・笹野は神出鬼没の謎の男・品川役に扮した。黒沢監督は、「そのシーンそのシーンできっちり見せ場を作ってくれているので、その人たちがどんな目にあっていくのかというのを見るのも、この映画の楽しみのひとつ」とアピールに務めている。
「散歩する侵略者」は、9月9日から全国で公開。
(C)2017「散歩する侵略者」製作委員会
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