スガシカオ、ドラマ初出演決定!デビュー20周年に星野源主演「プラージュ」参戦
2017年4月26日 18:00
[映画.com ニュース] デビュー20周年を迎えるシンガーソングライターのスガシカオが、星野源主演「連続ドラマW プラージュ」でドラマ初出演を果たすことがわかった。「ドラマ出演のオファーは今まで全部お断りしていましたが、今年デビュー20周年を迎えて、みんながビックリするようなことをやってみたいと思いました」と経緯を明かし、「源ちゃんと(石田)ゆり子さんがよく知っているおふたりだったので、気楽にお話を受けようかと考えたのが最初です」と語っている。
「ストロベリーナイト」などで知られる人気作家・誉田哲也氏の同名小説を原作に、「バースデーカード」「江ノ島プリズム」などの吉田康弘監督の演出で映像化。旅行代理店に勤める冴えない営業マン・貴生(星野)は、仕事や恋愛の憂さ晴らしに出かけた先で覚せい剤に手を出し逮捕されてしまう。会社を解雇され、住居も火事で失うが、執行猶予中の貴生が借りられる物件はなく、プラージュというシェアハウスに流れ着く。「基本家賃は5万、掃除は交代制、個室の仕切りはカーテンのみ、ただし美味しい食事つき」という条件を受け、軽い気持ちで住み始めたものの、貴生は“ワケあり”の住人たちによる騒動に巻き込まれていく。
そのなかでスガは、殺人罪で服役しながらも再審請求をした友樹に扮する。頬から首筋にかけて痛々しい火傷痕があり、心に暗い闇を抱えている役どころで、「無感情で全て諦めているような感じで、あんまり積極的な発言が無いキャラクターです」と説明。そして「演じる上ではすごく難しい印象がありました。『ワァー』って攻撃的にしゃべっていく役だったら、とりあえずやり尽くせばいいと思っていましたが、ほとんど会話がないので、逆に難しく思いました」と悪戦苦闘した様子だ。
さらに今作のキービジュアルも完成。プラージュに関わる面々を演じる星野、スガ、仲里依紗、眞島秀和、中村ゆり、渋川清彦、石田ゆり子が、自身をあらわす言葉が書かれたカードを持つ姿を切り取った。「連続ドラマW プラージュ」は、今夏からWOWOWプライムで土曜午後10時放送。全5話で、第1話は無料。